戸棚に隠れることが出来なくなったモモは、キャリーボックスに隠れて、じっとこちらを見続けています。キャリーボックスは、上が開くようになっているので、撫(な)で撫(な)で作戦をしているのですが・・・・まだ片耳はイカ耳(警戒しているサイン)。
こちらが目を大きく開くと、モモにケンカを吹っかける事になるので、笑福亭鶴瓶師匠のような笑った細い目で、チラッとモモを見ることにしています。いつ見ても、こちらをジッと見ています・・・こうなったら、撫(な)で撫(な)で作戦。キャリーボックスに近づくと初めて、
「にゃあ~」
と鳴きました。これの意味することは、よく分かりませんが、もしかして挨拶(あいさつ)?
とにかく、撫(な)で撫(な)で作戦開始。途中イカ耳が、普通の耳になったので良しとします。
しばらくは、こんな調子が続くのだろうと思います。いずれにしても、生後5ヶ月の子猫が
60半ば過ぎのおっさんを品定めしている構図だけは変わりません。
「しかし、あのおっさん、水をチビチビ飲んで何がおいしんじゃろ?こちらのこと気にしてチラチラ細目で、見よる・・・・もう、早よ寝てくれ!ウチは早うネコタワーのボンボンで遊びたいの!」
「そうは、させん!これからYouTubeでワールドラグビーの試合を見るんじゃ。」
「ワールドラグビー・・・・?生後5ヶ月でそんなの分からない!」
などと、テレパシーでの会話は続きます。