巨石群の続き

巨石群のある海岸に白石龍神社があります。そこにある看板には、下記のように説明があります。

『「りゅうぐんさん」と呼ばれ親しまれています。

境内の由来碑にもあるように、その由来はよく分かっていません。最近迄、道もなかったこの場所になぜ祀られたのか。

旱魃の時には「雨乞い」が行われてたといわれ七月六日(七夕の前日)に大祭が行われているので、海とか雨、水を祀った神社かと考えられます。

最近では地元で「三ッ岩」と呼ばれている石組の巨石文化との関係でパワースポットとして若い方の参拝も多くなっています。』

とあり、この神社には「正中に吉兆が顕れる神が龍に乗り遊ぶその龍化けて石と為す」という言葉が残っています。

ここまで来ると、私の実家の惣河内神社で祀(まつ)られている雨滝神社と関係していると考えられます。実家の近くの雨滝は「伊予の高千穂」と呼ばれ龍伝説があるパワースポットです。どうやら、龍は、白石の鼻(白石龍神社と巨石群のある場所)から空を飛び雨滝に飛び込んだようです。

今でも、水道局の方が旱魃(かんばつ)にならないよう毎年、惣河内神社にお神酒を奉納されている事実から、この伝説はあると考えられます。

どうやら、私が新たな伝説を作っても良いように思ってきました。