この1週間発情期だったはずのモモが、夜中に「ヤアー、ヤアー」と鳴かなくなりました。1週間前、夜中にあまりにもうるさいので、キャリーボックスに入れ、下の治療室に持っていったのです。治療室では放さないでそのまま、「おしおき状態」にしました。我が家の上の3階には、ご夫婦が住まれているのでご迷惑をお掛けするのでは・・・・との配慮からです。
そして、翌朝モモを見にいくと、「私、いい子してました。」という顏でじっとしています。
「いい子してたね~、よしよし。」
と言って2階の我が家へ戻り、放すといい子をしています。そこで、ある獣医師が発情や日照時間に関して書いた記事を、掲載します。
『雌猫の発情期は発情のサインを見せる「発情前期」、雄を受け入れる「発情期」、そして発情期中に交尾を行うことで排卵し、3~4日後には「発情休止期」に入ります。交尾を行わなかったり、排卵が起こらなかったりした場合でも、7日前後で発情休止期を迎えます。
ここまでを発情期の1つのサイクルとして、年に3~4回ほど繰り返します。』
『猫の発情は日照時間が関係していると言われています。猫の妊娠期間は約2カ月で、日が長く暖かい時期に妊娠・出産・子育てができるようになっているのです。季節繁殖動物のなかでも、このような動物のことを「長日繁殖動物」と呼びます。
一方で、日照時間は人工的な照明も影響するらしく、室内飼いの猫や街灯などで明るい場所に住む野良猫では、本来日照時間の短い冬にも発情が起きることがあるようです。』
どうやら、モモは7日前後で発情休止期を迎えたようです・・・ということは、「おしおき」が効いたのではないようです。たまたま、発情終止期を迎えだけのようです。ただ人工的な照明も影響するようなので、極力人工照明は使わないようにしています。
ただ、避妊手術をしないで放っておくと年内に2~3度発情期を迎えることになるので、お金と相談して手術を早めにやるつもりです。