「◯◯ちゃんは、いくつ?」
「四つ!」
「四つ・・・・すごいね四才!・・・おしゃべりが上手ね!」
「はい!ペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャ」
元気な女の子がお母様と一緒に来院されました。私が普段治療するのは、治療室の中央部やや玄関寄りの待合室。中央部には高さ40cmの畳(たたみ)3畳(じょう)部屋(大きなベッド+障子2枚)があり、そこが私の座る大きな畳イスでもあります。
患者さんは、待合室にある籘イスに座り、普段着のまま治療を受けることになります。山元式新頭鍼療法(YNSA)を行う前は、患者着に履き替えていただき治療していたのです。随分、シンプルになって来ました。さて、お母様の治療中、籘イスの横に置いた小さなイスに座って、◯◯ちゃん、
「あのね、ペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャ」
小さいけれど元気の良い声で、ゴッコ遊び用語が次々と出て来ます。2004年に、スペインマジョルカ島で聴いたカナリヤが囀(さえず)るようなカタルニア語を思い出すほどでした。◯◯ちゃんの頭の中は、ゴッコ遊びの言葉が次々と溢(あふれ)出ているのでしょう・・・恐るべし4才児。
お母様には足に10個のパイオネックス(皮内鍼)を貼り、自律神経を整えて、側頭部に3本置鍼して終了となりました。記録として最後に足と側頭部の写真を撮るのですが、それにもしっかり写る◯◯ちゃんでした!