「大谷翔平君・・・・がんばって・・・ああああっっ負けた!」
10:30からの予約の50歳代女性患者Aさんと、予約時間が過ぎてもオールスター前日のホームランダービーを観戦。標高1400mのダービーは息苦しく大変だと思います。明日のオールスターが本番なので、一回戦で敗退の方が良かったと思います。ポジティブ思考の大谷翔平選手のことですから、「体力を温存できた」という思いでいるに違いありません。さて、Aさんの治療です。Aさんは3~4週間に1度、身体のメンテナンスに来院されます。
「ストレスで胃の調子が悪く、首がパンパンに張っています。特に右側です。」
左膝診
頸椎:#3#4#5#6
胸椎:#7#8#9#10#11#12
腰椎:#5#6
大脳:圧痛点あり
上記の圧痛点を左足に12本のパイオネックス(皮内鍼)を貼り圧痛点をなくしました。これで自律神経が整ったことになります。
首診
左:膀胱、肝、胆、心包、心、大腸、三焦(消化器)
右:腎、膀胱、三焦、脾、小腸
上記に圧痛点があるので、左の足に5本パイオネックス(皮内鍼)を貼り首の圧痛点を取りましたが、心だけは圧痛点が取れないので、左側頭部に1本置鍼。これが非常に効き、
「先生、左の側頭部全体に響くように効いてます。」
次に、パンパンに張っている右の首を押圧しながら、足にパイオネックス3本貼っていきますが、中々首の圧痛点が消えません。そこで、右側頭部に4本置鍼。すると、
「右の首はガチガチでつかめなかったのに・・・・ユルユルになってつかめます・・・息もしやすくなりました。」
どうやら、足へパイオネックス(皮内鍼)を貼り、圧痛点が消えなければ、頭に置鍼をする併用治療は効果的なようです。もう少し続けてみようと思います。