柏鵬時代(柏戸、大鵬)に2度の全勝対決があったのは、60年ほど前・・・・・えっっ、そんなに時が流れた・・・・。白黒で画像が粗(あら)いのにリアルな相撲だったのを、記憶しています。私は柏戸ファン、決勝前日に興奮してなかなか眠れなかったのを覚えています。
今日は、大関照ノ富士と横綱白鵬の全勝対決がありました。子供の頃見た柏鵬の映像と、栃若(栃錦VS若乃花)の全勝対決の逸話を思い出しながら観戦・・・・相撲って、本当にすごい。裸で土の上で戦う・・・・にもかかわらず、神聖。これは、古事記、日本書紀にも記載されている神事なのです。その流れが今も残っている相撲。丁髷(ちょんまげ)が今でもテレビを通して見ることが出来るありがたさに、心より感謝します。インターネットで相撲の歴史を見てみると、下記です。
『日本において「相撲」がいつから行われていたのかは、定かではありません。しかし、古墳時代の埴輪には、明らかに力士の姿を想起させるものがあり、このころすでに力くらべとしての相撲が行われていたことが想像されます。また、古事記の中の「国ゆずり神話」に、「建御雷神(たけみかづちのかみ)」が力くらべで国ゆずりを遂行した様子が語られていることから、相撲の起源は神話の世界にまで遡ることがわかります。
実際に、日本書紀の「野見宿禰説話(のみのすくねせつわ)」には、垂仁天皇7年7月7日に天下一の強力として名を轟かせていた大和国の当麻蹴速(たいまのけはや)を諌めるため、天皇の勅命で出雲国の野見宿禰が招聘(しょうへい)され、相撲が組まれたとあるのです。この相撲に勝った宿禰には蹴速の領地が朝廷により授けられたとあり、相撲による力くらべがいかに重要な位置を占めていたかが想像されます。』