上腕診と膝診の併用

 

大学野球部の男性患者Bさん、2ヶ月程前から右肩(三角筋前部繊維)が痛くて腕を頭上に挙げようとすると、途中でバリバリと肩が鳴り、痛くて挙げにくいそうです。そこで、山元式新頭鍼療法(YNSA)の説明をして、早速治療に入ります。

合谷診:左(左の上腕、膝の診断を行います)

上腕診:頸椎(1)腰椎(0)

膝診:頸椎#1、#2(1)、胸椎#1、#2、#3(1)、腰椎#1、#2、#3、#4、#5、#6(1)

大脳(1)、小脳(0)

首診:左 腎(1)、膀胱(0)、心(1)、三焦(0)、小腸(0)

右 膀胱(0)、心(1)、大腸(0)

最近は、上腕診と膝診を併用して治療をしています。(  )内の数字が置鍼の数を示しています。

8本頭に置鍼しました。

そして、肩の治療点であるB点、C点、Iソマトトープ、マスターキー(全て頭にあります)という4つの治療点に置鍼。すると、痛みがずいぶん無くなりました。ただまだ痛みは残っているので、足に見つけた肩の治療点に一番細い鍼を刺し上下に動かした後、置鍼します。

「痛い・・・・・」

「痛いけど、我慢してください・・・・痛い程、治りがええけん。」

6本置鍼して、痛みを確認するとずいぶん無くなりました。3日後に来ていただいて、2回目の治療で完治を目指します。