患者さんのおかげ

 

週に一度、通院して体調管理をしている60才代の女性患者Aさん。前回は右下歯ぐきに痛みがあったため、右眉の眉間寄りの圧痛点にパイオネックス(皮内鍼)を貼りました。それが随分効いたようで、1日中貼って翌日には、はぎ取ったのですが良くなったそうです。ところが、今度は左の歯ぐきが痛み始め、歯医者に行きお薬をもらって、やっと痛みが治(おさま)り始めたそうです。

そこで、早速左の眉毛の眉間よりの圧痛点にパイオネックスを貼りました。

「これは、効く感じがします・・・・左歯ぐきが痛くなった時、左の眉毛を爪で押したら、飛び上がるほど痛かったんです。でも、今日はそれほどでもなかったので、これ(パイオネックス1個)で大丈夫だと思います。」

Aさんは、それぞれの治療点を覚えて、セルフケアの努力をしているので、感心します。また、Aさんは、頭への置鍼が嫌なため、足に見つけた治療点にパイオネックスを貼り自律神経と内臓を整えて終了となりました。多くの人は、あまりパイオネックスに関しては痛みを感じないのですが、Aさんは、パイオネックスに対しても痛みを感じることが多いので、貼る場所を現在模索中です。このような患者さんのお陰で、治療が進化していきます。Aさん、様々なご意見本当にありがとうございます。

合谷診:(人差し指と親指の間の触診)左→左上腕診、左膝診を行います

上腕診:腰椎(0)

膝診:胸椎#1、#8、#9(1)、腰椎#6(1)

首診:左膀胱(1)、左肝(1)、左心包(0)、左脾(1)

上記5個のパイオネックスで治療終了。