大掃除には重曹

重曹(ベイキングパウダー)とココナッツオイルで歯磨き粉を作り、毎日使うようになってから、重曹の良さが徐々に分かってきました。これから、おおみそかにかけて、掃除が大仕事になります。今年こそ、居住空間を綺麗にし清々しい正月を迎えたいと思います。そのためにも、重曹が欠かせないように思います。流しのステンレスがサビついて中々取れない個所に、重曹を振りかけしばらく置いて、スポンジで拭くと、良く取れました。風呂場の黒カビにも有効なので、寝る前に振りかけ、朝にスポンジでこすると綺麗になるので、これを何日か続けるとピカピカになる予感があります。そこで、重曹についての引用文を記載します。

『溶かした時の溶液はごく弱いアルカリ性で酸を中和する作用があります(シリンゴル重曹は水に溶けやすくするために粒子を細かくしております)。

人体に無害な物質です(胃の中にはいると胃酸と反応して水と塩化ナトリウム(塩)と二酸化炭素になる)です。

ふくらし粉(ベーキングパウダー)の主成分で、胃薬としても古くから使用されています。

結晶が丸く粒子が細かいため、研磨作用があります。

空気中で安定しているので長期保存ができます。

水を軟らかくする軟水作用があります。

消臭作用・吸湿作用があります。

発泡・膨張作用があります。

重曹が得意な汚れ・苦手な汚れ

中和作用:重曹溶液は弱アルカリですから、酸性の汚れの中でも皮脂等の軽い油汚れが得意です。

研磨作用:少量の水を混ぜた重曹の粒子は細かく角がなく傷がつきにくいため、ソフトなクレンザーのようにして使えます。

発泡作用:水と混ぜて熱を加えることで勢いよく発泡します。その発泡作用で鍋のこげ落としには大きな効果を発揮します。また重曹から変化した炭酸ソーダにつけておくことで、頑固な焦げも柔らかくなって落ちやすくなります。

※炭酸ソーダはアルカリ性が高く、直接手で触れると手荒れを起こす可能性が高くなりますので手袋を使用して下さい。

ひどい油汚れには重曹単独ではあまり向きませんが、こげ落としと同じように熱することで汚れ落としの前準備をすることが可能です。

排水溝のドロドロにはクエン酸との組み合わせで対処します。

石けん洗濯をする時には事前に重曹を水に溶かして水を軟水化(ミネラル分の少ない水にする)することで泡立ちをよくする効果があります。(洗濯用の合成洗剤には効果がありません)

酸性の悪臭の消臭効果、湿気の吸湿効果があります。』