「今日は、頭・・・足?」
60才代の男性患者Cさんから質問がありました。
「・・・・うん、自律神経は頭でやって、内臓は足でしようか・・・・」
同級生なので、こんな会話になってしまいます。そこで、合谷診から首診まで行います。
合谷診:(人差し指と親指の間の触診)左→左上腕診、左膝診をする
上腕診:頸椎(1)、脳幹(0)
膝診:胸椎#1、2、3(1)、#11、12(1)、腰椎#1~6(1)、大脳(1)
首診:右肝(灸2壮)、右胆(0)、右心(0)、右脾(0)、
左脾(灸2壮)、左三焦(0)
早速、頸椎、胸椎、腰椎(自律神経を整える)の治療点に置鍼をします。
「痛っっっっっっった!」
「ちょっと我慢して・・・・最近の鍼はね、痛いんよ・・・・筋肉と筋肉の間狙っとるけん。」
1本の置鍼が痛いので、他の個所に影響を及ぼすように思います。最近は置鍼の数が減って来ています。次は足に見つけた内臓治療点に爪を立てると、
「痛っっっっっっっっっっっっっっっっっった!」
今回は、この圧痛点にやや熱めのお灸を2壮。すると首にある内臓の診断点が緩みました。後は、腰に効く足の治療点にお灸をして、パイオネックス(皮内鍼)を貼り終了となりました。やはり、鍼と灸の併用は治療効果が上がるように思います。