今日は、大沼四廊先生の名著「がんの盲点 白血病はがんでない」の終わりに書いておられる一節をご紹介します。
『現在の私は、身体に障害を持っている方の自然修復を研究しています。血液が浄化され、白血球が回復すると、病名に関係なく、本来の姿や形、またその機能も回復すると言う仮説がやはり的を射たと実感しています。その背景には、遺伝子疾患の遺伝子すら回復するということが確かめられたからです。難病には、必ず血管の退化が見られます。瞬時に回復するケースもありますが、血管が蘇生されるまで治療期間が長引くものもあります。血液をきれいにすることで代謝が始まり、正常になっていくのです。
治ろうとする治癒反応は、健常者だけのものではありません。それは、誰しもが持って生まれているものなのです。本来の状態に戻そうとする修復反応の遺伝子情報もまた、備わっているということです。眠っている遺伝子をいかにして目覚めさせるのか、それが適切な手当てになります。しかし、現在行われている日本の保健医療や対処療法の中にはそういう発想すら存在しません。』
私は、難病と言われている患者さんを治したことはありません。山元式新頭鍼療法(YNSA)を始めて3年しか経ってないので、当たり前です。YNSAでは、難病を多くの医師、鍼灸師が治しています。その方々は経験が豊富なのです。近い将来来られるであろう難病患者さんに、経験不足の私は、血液からのアプローチの方が良いかも知れません。ボチボチやっていきます。