(写真は、ご本人とは関係ありません)
50才代の女性患者Aさん、3ヶ月前に来院され、1回の治療で良くなりその後、順調だったのですが腰痛が再発。調理の仕事のため、立ちっぱなしで両手も良く使うので、肉体的に大変です。前回は鍼治療だったので、Aさんはもちろん鍼治療に来られました。鍼治療の前に畳部屋で骨盤調整と鎖骨調整(最近の治療では、これを取り入れています)を行います。Aさんにとって、この操法が合っていると感じたので、もう少し続けることにしました。
大沼四廊先生に承諾を得て、骨盤調整と鎖骨調整は、操体法で行なっています。操体法の基本理念は、「カラダの歪みを気持ち良く正す」です。この治療法を20年以上行なっているので、鍼治療が嫌いな患者さんには、操体法のみの治療も可能です。
「どうですか?・・・腰」
「何か良いみたい・・・・肩を緩めると・・・・目が覚めてきた。」
「血流が良くなっているんですよ・・・・そしたら、今度は別のことをしましょう。」
大沼四廊先生に習った万能ゴムバンドの脚巻きをすることにしました。
「・・・結構キツく縛るんですね・・・えええ~こんなに!」
「ボクも、最初は恐々(こわごわ)やってたんですよ・・・でも、全然大丈夫なの・・・毎日、自分にやってるんじゃけど、血管年齢10才も若くなった!」
Aさんのゴムを解(ほど)くと、
「足の血色が良くなった・・・・軽い、右脚に比べて、左脚が軽い!」
今度は、右脚をゴムグルグル巻きで両脚が軽くなりました。ついでに両肩のゴムグルグル巻きで治療終了。
「どうですか?」
「腰、全然痛くない!」
鍼治療が怖い方は、こんな治療法もあります。興味ある方は、いつでもお待ちしています。