東京の大親友が、仕事仲間3人と松山に来られて、3日目の昨日は、私の実家をご案内しました。まず、父親の実家である川上神社に行きました。この神社は道後平野の扇状地の要(かなめ)に位置するところにあります。そのため、松山市の見張りが出来る個所のように思います。
そして、母親の実家であり私が生まれ育った惣河内神社、隣りには金毘羅さん。松山市から20kmも離れた山間地にもかかわらず、立派な神社とお寺です。ここは、高知と松山を繋ぐ宿場でもあったので、江戸時代には随分栄えていたようです。しかし、今や*限界集落というレッテルがついています。
私は、惣河内神社の長男に生まれたにもかかわらず、地域を出て弟に宮司として、頑張ってもらい、後ろめたい気持ちはあるのですが、私でなくしっかり者の弟が後継ぎをして、正解だと思っています。私で出来る範囲の応援をしていくつもりです。
東京から来られた4人は、神社、お寺、近くにある渓谷の霊気、冷気、マイナスイオンをたっぷり感じていただいたと思います。この奥には、夏目漱石、正岡子規が訪れた白猪の滝という雄壮な滝もあり、ちょっとした穴場です。そのうち、弟を中心として「限界集落からの逆襲」があると思います。乞うご期待!
*限界集落(げんかいしゅうらく)とは、人口の50%以上が65歳以上で、農業用水や森林、道路の維持管理、冠婚葬祭などの共同生活を維持することが限界に近づきつつある集落のことである。
2015年の国土交通省の調査では、今後10年以内に消滅する恐れがあると予測される集落は570あり、いずれ消滅する恐れがあるとみられる集落と合わせると、過疎地域全体の4.8%(3,614集落)になる。