首をかしげる程良くなった症例(続報)
3週間に6回通院されたAさん。顔色も良く手足も温かくなりました。
そのため、腹診をしながら、カラダ全体のバランスを整える治療となります。
「本当に、良くなりましたね〜、お家で操体法をされていますか?」
「操体法?・・・・あゝ、指一本ずつ伸ばしたり、それから、水を飲んで、咀嚼(そしゃく)をしっかりとするようにしています。指摘されて、納得しましたから。ストレッチのような事も、毎日しています。」
「中々治らなかったものですから、これを機会に、しっかり治そうと思って・・」
やはり、Aさんは初回の診察でお教えした操体法を、毎日やっておられたのです。学習意欲と能力が非常に高い患者さんです。
几帳面な性格の方ですから、徹底的にしておられるのを、感じ取ることができます。必ずしもAさんのように上手くいくということは、ありません。今回は、むしろ珍しいケースだとは思いますが、「3週間に6回集中し施術、しかも毎日操体法を行う」というのは、治療パターンの一つとして考えられます。
改めて、操体法の素晴らしさを確認できた症例です。