インターネットを見て来院された50才代の女性患者Aさん、4日前に前傾姿勢を取った時に、腰から背中にかけて、痛みが走りました。前屈が出来ない状態です。
合谷診:左(左側の診断を行う)
膝診:頸椎#1(2)、胸椎#12(1)、
上腕診:腰椎(1)
首診:左腎(1)、左膀胱(0)、左胆(0)
右腎(0)、右膀胱(1)、
( )内は置鍼の数
頸椎の治療点に2本置鍼して、診断点の圧痛が取れました。Aさん反応がいいので胸椎の置鍼に期待することにしました。というのは、上腕診と違い、膝診は頸椎#1~7、胸椎#1~12、腰椎#1~仙骨と細かく診断できるので、Aさんの胸椎#12に圧痛があるということは、上手く#12治療点に置鍼すると、胸椎#12の圧痛が無くなる可能性があります。置鍼して、
「Aさん、腰どうですか?」
「・・・・どこが痛いんか、分からんようになった。」
どうやら反応が出てきたようです。そこで、膝診では反応がなかった腰診断でしたが、上腕診を行うと反応があったので、腰の治療点に置鍼。
「Aさん、これでどうですか?」
「・・・・違和感が、無くなった・・・あれ?前屈できる!」
4本の置鍼で腰痛がなくなりました。あとは、内臓の治療点に置鍼して終了となりました。そのあとは、置鍼して30分時間があるので、血液の話、山元式新頭鍼療法(YNSA )などの話をして過ごしたのです。
「大変勉強になりました、ありがとうございました。」
のお言葉をいただきました。ありがとうございます。