風邪2日目

風邪ひき2日目、野口晴哉先生(野口整体の創始者)のような達人は、1日で風邪を退治するそうですが・・・・私のような凡人には無理でした。そこで、森下敬一先生の名著「血液をきれいにして病気を防ぐ、治す」の風邪を治すの一節を再び引用します。

1)身体を温めるため、くず湯(本くず粉で作ったもの)を摂る

2)整腸のためクコ、カンゾウ、ヨモギの薬草茶を飲む

3)咳止めのために、黒豆、ヨモギを煎じて飲む

4)水分排出と粘膜強化のため、焼き味噌と刻みネギに熱湯を注いで飲む

5)呼吸器系等強化のため、レンコンのすりおろし汁を飲む

今回は、上記のうち1)、4)、5)にトライしました。1)のくず湯にはテンサイ糖ときな粉を入れて飲みやすくしました。美味しかったので、また作って飲んでみようと思います。4)の焼き味噌ですが、刻みネギを入れて飲むと、普通の味噌汁でした・・・・なぜ焼くのか?がよく分かりませんでした。5)レンコンを中途半端にすりおろしたため、量が少なく、食べてしまいました・・・再度挑戦する必要がありそうです。黒豆に関しては、玄米と一緒に炊いているので夕食でしっかり食べようと思います。

薬など一切使わないで、自然の食材だけで風邪を治すことが最も質の高い治療法です。

そこで、40年ほど前、ニューヨークにいる時のことを思い出しました。ある女性が風邪をひいた時、「私はレンコンを食べたのよ!」と得意げ言っていました。当時は、「それがどうしたの?日本にはレンコンなんてどこで買えるよ。」と心の中でつぶやいたものでした。

当時のニューヨークは桜沢如一氏のマクロヴィオテックの思想が流行っていたので、インテリの間では、薬に頼らない治療がすでに浸透していたのだと思います。当時の私には見抜けていなかったようです。今になってやっと分かり始めました。40年ほど前の女性に、これから追いつけです!