昨日、ギャラリーキャメルKというところで、あじさいクラブの初演奏を行いました。なぜ、初演奏というか・・・・それは、やっとメンバーが固定出来たからです。本格的に音楽をやっているのは、リードギターのヨッシャーのみ。ヨッシャーは、世界で5人しかいない寺内タケシさんの弟子の1人、ギター歴50年。ドラムはヨッシャーの奥さんヒラリ、ドラム歴3~4年。私は、楽譜読めず、ベース音を弾くことしか出来ない音楽歴1年。えんちゃんに至っては、キーボード歴半年、ボーカル歴半年(ボイストレーニングは数年しているようです・・)。
こんな60才以上の4人が9曲演奏・・・・ところが、ハプニングの連続。まず、100%間違うことがない「シェルブールの雨傘」で一瞬「空白」。何と、ベースの私が・・・・途中、開き直って修正。続いて、「マイウェイ」開き直ってベースは持ち直すも、ちょっと、ギクシャク。続いて加山雄三の「君といつまでも」私のセリフ「死ぬまで君を離さないぞ いいだろう?」が受けすぎ・・・・リードギターが迷走で突っ走る・・・・これは、治らん・・・・覚悟を決めた頃、「転調から」とリードギターのヨッシャーの声、何とか調整し、終了・・・終わり良ければ、全て良し。
ここまでさらけ出すと開き直るもので、「スタンドバイミー」ベースの私が間違うと、台無しになるコンサート・・・『ベースで支えるぞ!』と意を決してスタート。ヨッシャーのボーカル調子良し!リードギターのアドリブ調子良し、えんちゃんのキーボードも良し・・・で乗り切りました。続いて「ホワイトクリスマス」「赤鼻のトナカイ」これは半年前から練習するも、まあまあの出来。
「Snow White」と「君に輝きを」は、ヨッシャーのオリジナルソング・・・突然、ヨッシャーが阪神大震災の話を始めます。当時、松下電器で営業マンをしていたヨッシャーは、真夜中まで働き、寝床について熟睡の最中、震度7(当時はそれ以上の計測が出来なかったようで、実際にはその倍近くあったようです)を体験。1~2m空中を飛び、その間に大きな真空管のテレビがヨッシャーの寝ていた頭の位置に落ち、ヨッシャーは、死ぬことを脱がれました・・・突然、涙ぐむヨッシャー、数人の同僚を無くしているはずです・・・この話は、酒の席で笑いながら聞くことがあっても、人前でしかもリアルに聞くのは初めてでした。
この話の後の演奏は、上手く行きました。最後はゆずの「栄光の架け橋」。終わり良ければ全て良しで演奏終了となりました。