チャルルがオシッコ

 

チャルルが、オシッコ

いつもは、トイレで大小ともにきちんとしていたチャルル。今回は、キッチンに置いていた紙箱に大量のオシッコと、居間に脱ぎ捨てていたエプロンにスプレー(マーキング)されました。

大量のオシッコは、トイレのオシッコを取り出すタイミングが遅かったため、キレイ好きなチャルルがトイレを嫌ったのだと思います。猫用トイレは、気がついたら直ぐに片付けなければならないようです。

エプロンにマーキングは、やはり別荘に来たとは言え、ご主人がいないので多少のストレス、不安もあったのでしょうマーキングをして安心感を得たのだと思います。そのため、昨晩は、猫じゃらしでしっかり遊びました。

チャルルは、しっかりと私の生活を見ている様です。オシッコをしたキッチンの紙箱は、不必要なゴミ。脱ぎ捨てたエプロンは、しっかりキッチンのハンガーに収まらないといけなっかった。

「おい、おじさん、もうちょっとしっかりした生活してや!」

と言われのでした。

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脳出血

YNSA(山元式新頭鍼療法)事務局から、福井県在住のYNSA鍼灸師を紹介していただきました。本当にありがたいです。ご尽力に心より感謝致します。脳出血で倒れた後輩は、集中治療室を出て、入院中とのことでした。主治医の先生によると、来春4月ころには退院できるとのことです。

やはり、リハビリに時間がかかるようです。ここで、YNSAの創始者、山元敏勝先生の著書「あきらめなければ、痛みも、麻痺も、必ず治る!」の脳梗塞の患者さんに関する個所を記載します。

麻痺が出てしまった場合でも、早くにYNSAの適切な治療を行うことで麻痺を最小限にとどめ、そして、麻痺を改善することができるのです。

その理由の1つに、脳のむくみを早くに取り除けると言うことがあります。

脳梗塞を起こすと、梗塞が起こったり周りに浮腫ができます。体液がたまり、脳がむくんだ状態になるのです。血行が悪くなっているため、時間とともにその浮腫の範囲はどんどん広がり、麻痺が起こっている場合には、その状態も悪くなります。しかし、針には血行を良くして、浮腫を取り除く働きがあるのです。

浮腫を起こしている部分の脳は健康な状態のため、早い段階でこの浮腫を取り除けば麻痺の早い回復につながるのです。

しかし、どのような状態においても、時間が経ってしまったからだめかというと、そうではありません。慢性化した症状であっても、治療を続けることで確かな効果が出てきます。

どんな症状であっても、早く治療を行うことが一番ですが、時間が経過してしまっても、継続することで確かな効果が現れます。

チャルルとスルメ

名古屋から来られた三浦先生に、猫には人差し指で挨拶すればいいと言われたので、やってみました。右指も左指も嫌われました。興味を持って近づいて来たのですが・・・指先を臭った瞬間、嫌な顔をされました。多分、スルメを食べている指の臭いに反応したのだと思います。そこで、「猫は、イカを食べると腰を抜かす」という言葉を思い出したのです。

そこで、調べてみました。

「生のイカを乾燥させたスルメは、消化が良くないだけでなく、胃の中で水分を含んで何倍にも膨れ、胃腸を詰まらせることも。匂いにつられた猫が欲しがったとしても、与えないようにしましょう。猫の手が届くところにさきいかやアタリメなどのおつまみを置いておくと、うっかり口にしてしまうかもしれないので注意が必要です。」

とありました・・・・ということは、猫だけでなくスルメをたべている私にも、当てはまります。確かに胃が膨らんでいます。夕食は
スルメ以外食べていない(基本的に少食です)のに、満腹!
チャルルの猫感覚が、「スルメを食べるな、カラダに悪い」と判断したようです。チャルルに教わりました❣️

福井県

福井県

一昨日のリモート勉強会、筑波大学野球部OB総会の続きです。最後の10分間位、PCを通して年代に沿った数名の会話の場を与えていただきました。そこで、自己紹介などしながら楽しく時間を過ごしていたのですが、突然、遅れて会話に入った方から同期が脳出血で倒れたという緊急情報が入りました。その会話を聞いている途中で、時間が来てしまいました。

その後、山元式新頭鍼療法(YNSA)が出来る、福井県(倒れた方在住)の医師あるいは鍼灸師を探したのですが、見当りませんでした。土曜日でお休みだったのですが事務局の留守番電話に、福井県のYNSA認定医師、鍼灸師を教えてくれる様メッセージを入れましたが、連絡はありません。

コロナ禍で大阪の冨田先生を紹介することも出来ず・・・・もがいています。日本中にYNSAが出来る医師、鍼灸師が増えなくてはいけません。もし、福井県でYNSAが出来る方を知っておられるならば、連絡お願いいたします。

骨盤矯正(2)

骨盤矯正シリーズ(2)

骨盤の歪みは、生活習慣の歪みから生じることが多いのです。左右どちらか一方の筋肉が縮みコリが生じると、血流が悪くなり水分代謝も悪くなります。結果、便秘、むくみ、冷えなどの症状が出てきます。また、骨盤は股関節とも繋(つな)がっているので膝や足首の歪みが生じる可能性もあります。

そこで、操体法による骨盤矯正を紹介いたします。操体法では「痛い・気持ちいい・ちょっと張ってる」などの感覚を大切にしています。操体法の創始者・橋本敬三先生は、この感覚を原始感覚と呼びました。そして、歪みが元に戻る時の感覚は、「気持ちいい」ので、その気持ち良さを味あうことが治療となります。

今回は、仰向けになって左右のカカトをゆっくりと交互に押し込みます。そして、押し込みにくい側の足をもう一度ゆっくりと押し込みます。その足の甲に反対の足を置き、軽く抵抗をあたえます。これで準備が整いました。

これから操法に入ります。押し込んだ足をゆっくりと縮める動きをして、その動きを反対の足で軽く抵抗し動かないようにします。この時、決して力まないで、ゆっくりと気持ちいい力加減を見つけてください。

呼吸は、鼻からゆっくり静かに吐きながら・・・吐き切ったら、今度は鼻からゆっくり吸い込みながら操法を行います。たっぷり吸い込んで息をしばらく止めます・・・そして吐いて、あとはゆっくりします。これが1クールです。

チェックをしましょう。再び左右のカカトを交互に押し込み、どちらもスムーズになれば終了です。まだ張りや痛みがある様でしたらもう1度やってみましょう。

リモート勉強会

昨日に続いて、Zoomを使ってのリモート勉強会に参加しました。「日本の住まいの成り立ち」
ー東アジアの森と民家造ー 第2回 中国南部の民家 日本の住まいの源流2
筑波大名誉教授 安藤邦廣先生によるものです。

3000年前黄河流域で生活していた漢民族が、気候変動のため南下。揚子江流域に住んでいた百越(江南の諸族)が拡散して東南アジアや日本へと移動を開始し、日本では弥生人として渡来し縄文人と融合しながら日本独自の文化を形成。また、揚子江周辺で最後まで残った百越は少数民族のトン族とミャオ族となり、高地に逃げ込んだそうです。この移動に1000〜1500年の年月が掛かっています。

トン族は、稲作、高床、棚田をセットとした文化を持ち、日本の農耕文化の基礎ともなりました。
また、世界遺産ともなっているフィリピンルソン島のイフガオ族の棚田はスケールが大きく石垣の高さは3mもあるそうです。そこで、高床の米倉を作ったのが建築の始まりともいえるとのことでした。最も大切は米を気温、湿度、ネズミから避ける建物に叡智を使ったことからの始まりのようです。

それにしても、漢民族という圧倒的な武力を持った人々は、温厚な稲作文化の人々にとって、脅威そのものだった様です。トン族の逃げ伸びた場所には人工の川を巡らしその中で生活をしていたようです。漢民族を見張るコロという高い櫓(やぐら)があり、風雨橋(ふうきょう)と呼ばれる屋根付きの橋で、他所者が来ないか偵察できるようになっていました。
安藤先生は、出雲大社の神殿が48mの高さだったのは、漢民族を見張るためのものだったとお考えです。今の中国の一帯一路政策を考えると、真実味を帯びてきます。

今日の講座をミニノートにまとめました。待合室におきます〜。

あじさいの杜鍼灸院について

OB総会

コロナ患者数が増加している中、大学野球部のOB総会およびセミナーが、リモート会議形式でありました。野球部を辞めて40年以上経ち、初めてOB会に参加することになりました。これも、コロナ禍という時流が作り出した産物です。まさか、私が参加するとは・・・・参加したOBでは、私が最古参だったようです・・・まあ化石みたいなものです。

東京教育大学のユニフォームを2年まで、筑波大学を4年まで着た貴重な体験をしました。ただただ感謝です。OB総会で驚いたことの1つは、部員数が151名・・・・多い!我々の同級生は4名でしたから・・・そして、教員になる卒業生が減っており20%程。我々の頃は、まだ、東京高等師範学校、東京教育大学の流れの勢いが強い頃だったので、70%位が教員になっていたような気がします。

セミナーでは、野球部OBで某超有名企業の代表取締役社長のセミナーがありました。その話には、心打たれました。とても貴重な講義をOBであるという特権のみで受けることができました。

ちょっと申し訳ない気持ちです。内容は記載しませんが、筑波大学の野球が我々の頃と同じ様に自由で風通しがいいとおっしゃっていました。このことを、嬉しく誇りに思いました。

今年のドラフトで読売ジャイアンツに育成9位指名に奈良木陸(ならきりく)という投手が選ばれ、本日契約されたそうです。理工学群社会工学類という難関を突破した理系右腕で、最速151kmを投げるそうです。我が後輩に応援宜しくお願いします❗️

上腕診と膝診併用

本日、11月27日(金)愛媛県のコロナ感染者14人。その多くが松山市在住の方のようです。
あじさいの杜鍼灸院は、完全予約制のため、待合室で次の患者さんが待つということはありません(そのため、待合室を治療室に変更してしまいました)。治療時間は、約60分で次の患者さんの予約時刻は前の患者さんから90分遅れで取っているため、30分の余裕があるのです。随分ゆっくりしていて、こんなのでいいのかな〜?って思ったこともあったのですが、このコロナ禍では、密を避けるための得策でした。

今後もこの余裕ある予約制を貫きます。また、本日からマスクだけでなく、フェイスシールドを再び使用しての治療に変更しました。この調子だと、今年の正月は、高齢の母親がいる実家(となりの東温市)に帰る事は、難しいようです。

さて、フェイスシールドをしながら高校の同級生Aさんの治療。2週間に1回のペースで来られています。

「今日は、腰と肩コリでお願いします。」

という事で早速、足の合谷診(第一中足骨と第二中足骨の間の触診)は、左右どちらも痛いそうです。
そのため、左右どちらから始めるか分かりません。膝診(膝窩横紋周辺の触診)をすると、左右共に痛みがないのに上腕診(肘窩横紋周辺の触診)をすると左頸椎診断点に圧痛があります。そこで、膝診から上腕診に変更。

上腕診
左:頸椎(1)、胸椎(1)、腰椎(2)、大脳(1)
右:胸椎(1)、腰椎(2)

首診
左:膀胱(1)、脾(0)、小腸(1)
右:肝←置鍼せず

「痛い❗️どしたん・・・・鍼、太いん使こうとるんじゃないん?」

「いいや・・・最近は、鍼1本1本に気を込めよるんよ・・・・効くじゃろう。」

「ふふっ・・・いかん、笑ろたら余計に痛なるけん。」

などとフェイスシールド越しの会話をボチボチ。
上腕診と膝診併用は、非常に効率的です。上腕診で圧痛点が見つからなくての膝診で見つかることも、その逆もあるため、幅が広がります。Aさんは上記10本の置鍼で終了となりました。

あじさいの杜鍼灸院について

優しさ

「この子には、ヒモでも付けてあげたらええんよ。」

数十年無農薬農法をしているご夫婦が来られ、ツルが宙に浮いているのを見ての第一声です。奥様に教えてもらいました。前回、奥様に教えていただき、竹で支えを作ったのですが、まだまだ優しさが足りませんでした。ツルの先端がエンドウ豆の生命力のベクトルを現しており、わずか20cmの長さにおけるツルの先端は大変重要なことに気が付きました。

ヒモの代わりに、細い竹を添えてあげました。

これは、治療における患者さんとの接し方に通じます。優しさと今何が一番必要なのかという観察力。これが基本にあっての立派な技術・・・・66才になって2日目、瑞々(みずみず)しいエンドウ豆のツル先の感性をもちつつ、技術の探究に励みます!

追伸:この奥様が通院され5ヶ月になりますが、当初は、上腕診(肘窩横紋周辺の触診)、首診(内臓診断)とも、左側に圧痛点が集まっていたのです。そして、おヘソがずいぶん左に寄っていました。ところが、徐々におヘソが中央に戻り始め、本日の治療では左右どちらが痛いのか、分からないくらい迷うようになりました。かなり、バランスが整ってきているようです。

 

操体法と鍼3本

右肩が上がらないと来院された80才代の女性患者Bさん、あれから10日ほど経ちました。

「先生、まだちょっと右肩に痛みが残ってるの・・・・」

「ううん・・・どうすると痛いですか?」

「・・・左はこんなに上がるのに・・・・右は、上げる途中でここ(三角筋前部繊維という肩の前面部)が痛くなります(左より可動域も小さい)。」

「そうしたら、今日は操体法でやっていきましょう。」

ということになり、ベッドの右端に仰向けで寝てもらいます。右肩の三角筋前部繊維と対応するのは、右大腿部の大腿筋膜腸筋だと思っているので、この筋肉狙いで操体法を行います。Bさんの右脚をベッドの外に出してもらい、つま先を内側にし私が軽く両手で固定します。Bさんには、つま先を外側に移動しながら右脚を外側に開く様な動きをしてもらいます。この動きで大腿筋膜張筋に圧力がかかります。

「先生、気持ちいい・・・効いてる感じ・・・・・」

この操法を終えて、Bさんに右腕を上げてもらうと、痛みが少なくなっていましたが、まだ痛みが残っています。今度は、大腿筋膜張筋の圧痛点に軽く指先を置く操法。5分ほど続けて、

「Bさん、右腕上げてみてください。」

「・・・・・いいみたい、もうちょっとだけ・・・・」

そこで、鍼治療にチェンジ。オデコに2本(B点、C点)耳上に1本(Iソマトトープ)。

「・・・・痛くない。先生、いいみたい。」

可動域も左腕と同じになりました。操体法との併用は効果的です。