ピッチャー4人

6月7日(土)の15:30から、松山中学および松山東高校の同窓会がありました。昭和48年卒業の同窓生は11人集まりました。円卓を挟んでの楽しい会話・・・・そこで、やはり「今年の野球部どう?」が議題にのぼります。

「何と、ピッチャーが4人入って来たんよ!」

「おおおおお、それは凄い!」

で始まり話が盛り上がるのですが、実際にはどんな選手がいるのか分からないので、想像を膨らませた話で終わったのです。

その翌日、1年生中心のチームが松山中央高校と戦い6対6で引き分けた試合(前日報告)を観戦し、

「今年の夏、ひょっとしたら甲子園に行けるかも!」・・・・と思ったのです。

あまりプレッシャーを掛けず、温かく見守っていきましょう!

母校引き分ける

今日は、我が母校・松山東の1年生、2年生の硬式野球チームが松山中央高校の1年生、2年生チームと対戦。

6対6の同点引き分けでした。1年生が主体のチームですが、体格の良い選手、足が早い選手など個性的なチームでした。1年生に4人もピッチャーがいるので、3年生の2人のピッチャーと合わせて6人。今年の夏は楽しみです。

少し低迷している愛媛県の高校野球に息吹を吹き込んでもらいたいのです。

「東高~がんばっていきましょい!」

ツツジが変!

玄関前に置いてあるツツジ3鉢のうちの1鉢が、変です。

どうやら、枯れ始めているのです。写真の手前の鉢・・・・これは、一番後ろに置いていたのです。日照不足だったのかもしれません。今考えると、真ん中に一番背丈のある鉢を置いたのが原因?

ツツジの気持ちになれなかったようです。申し訳ありません・・・・今から置き換えます!ツツジの葉っぱに元気がなくなった時の対処法をコピペします。

『お尋ねのものはもはや末期症状と思われますが、ひとまず、午前中のまだ日が高くなる前に、6ℓバケツ一杯程度の水を静かにそそいでやって見てください。夕方になって乾き具合を確認し、表面がすっかり乾いているようでしたら再度水やり、湿っているようでしたら翌朝同様に水やり。

 これを一週間くらい続けて、緑の葉が認められるようでしたら、生き返る目はあります。

 ただ、相当にダメージを受けているように見えますので、葉が出たとしても、木全体が生き返るのには相当の時間がかかると思われます。

 また、この状態のものに肥料や栄養剤は絶対に与えてはいけません。』

人も植物も弱っている時は、栄養を取ってはいけないのですね!

ツユクサ

ど素人の野菜作りですが、野菜は勝手に成長しているようです。

土だけは良くないと・・・・と思い、バーク堆肥の土と、鶏糞、石灰を畑に足しました。患者さんから戴いたワラともみ殻が、非常に役立っています。ただ、ツユクサがワラともみ殻をを突き破って出てくるのには、参ります。

「先生、ツユクサは、なあ~引っこ抜いて、穴掘って埋めたらええんよ。」

と80才代の女性患者さんに教えてもらいました。早速やってみるつもりですが、2~3年前、サッと湯がいてポン酢で食べ、全くアクもなく美味しく戴いたことがあるので、畑の一部に少しの残しておきます・・・・というか、いっぱい生えて残ってしまうでしょう。ツユクサのコピペは下記です。

『開花時期は6~9月。ですが、採取のタイミングとしてベストなのは開花前。若葉の状態のツユクサのほうが柔らかく、調理するのに適しているからです。サラダなどにとても向いています。

ただ薬効を期待するのであれば、花が咲いたものを採取しましょう。植物は開花中が最も元気だといわれています。』

お灸文化

 

 

「興居島(ごごしま)では、鍼からお灸になってしもた。」

と、足に施術をしながら興居島の全ての患者さんにお灸治療をしている現状を説明すると、

「そうですね、昔はここ(興居島)には、お医者さんがいなかったから、皆んな家でお灸をしていたですもの。私の兄なんかは、病弱だったので背中に大きなヤイトの跡が3つもありました。それが、ばあさんがやるもんだから、場所が少しずつズレて大きな大きな跡になってしもうて・・・・」

と、80才代の女性患者Cさんが、ニコニコ昔を懐かしむように話してくれました。一昔前の興居島では、お灸でセルフケアする文化があったのです。それを体験している方にとって、お灸は身近な存在なのです。こんなにいい文化を絶やさない責任が鍼灸師にはあります。何とかしないと・・・

まるで相撲部屋

「石原医学大全」の一部をご紹介します。

『重症患者の共通点

あれほど猛威を振った新型コロナウィルスであるが、私自身は世間の喧騒をよそに変わらぬ日常を送っていた。

(中略)

「中国で原因不明の肺炎」の一報が入った時、私は「この病気は過食病だ」と確信していた。だから1日1食で過食とは無縁の暮らしを送っている私にとっては全く脅威ではなかったのである。

(中略)

中国のコロナ病床にサポートに入った知人の医師は、「まるで相撲部屋のようだった」と、患者の体型に驚いていた。特に重症化した患者は肥満のことが多く、入院時の体型が経過を左右する要素になっているというのだ。実際に新型コロナウィルスの重症化リスクとして、高齢者心臓病、糖尿病のほか、「肥満」も挙げられている。肥満は過食・飽食の結果であり、新型コロナウィルスは「過食病」の一種といっても過言ではない。』

テレビは、グルメの番組が花盛り。グルメ教徒をたくさん作って、病人へと導いているように思えてなりません・・・・私だけの偏見でしょうか?

がんばっていきましょい

「がんばっていきましょい」という実写映画と、アニメ映画のモデル・松山東高校女子ボート部が、宿敵・今治北を抑えて堂々の1位(愛媛県高校総体)。去年の3年生は、大柄な体格の部員がいて全国第二位という素晴らし成績を納めました。今年は、小柄な選手ばかりなのですが、4人+1人の調和力が素晴らしく見事な勝利でした。

数週間前、琵琶湖で西日本ナンバー1を争う大会で、このチームは優勝。東日本と西日本では、西日本の方がレベルが高いそうです・・・・ということは、日本一に最も近いチームが、松山東ということになります。

ボート部とは、去年のメンバーから施術をする機会があります。我が子のような気持ちで応援しています・・・東高校、がんばっていきましょい!

明日は、大会!

夕方に高校の先生から電話があり、肉離れをした生徒を診るよう依頼がありました。男子高校C君は、1ヶ月前に右脚太ももの肉離れを起こし、練習を止め、今週始めから練習を開始しました。その翌日から、再び肉離れを起こし、4日後に来院となりました。

5月31日に高校総体が始まりました。C君の治療は、その前夜ということになります。C君の筋肉は非常に柔らかいので、相当な能力の持ち主だとは推測出来ました。また、非常に繊細な感覚を持っているので、頭の鍼1本刺すごとの反応が極端なのです。結局7本置鍼。

「これって、痛みがなくなるんですか?」

「徐々に痛みは無くなって、気持ち良くなる場合が結構多いよ。」

などと会話をしながら、足ウラにみつけた治療点に鍉鍼(ていしん=銀の棒)で押圧。どうやら、これが効きました。

「これでどう?」

「・・・・痛くない。」

「どう・・走れそう?」

「・・・・走れます。」

頭に置鍼したまましばらくしていると、

「痛い、痛い・・・・もう取ってください!」

と、声を荒げ叫んでくるので、7本を一気に抜きました。今まで、こんな体験をしたことはありません。C君は痛みに対して普通の人よりも感受性が強いのだと思います。また、本能的にカラダが、これ以上の刺激は必要ないと感じ取ったのかも知れません。

1ヶ月も練習らしい練習をせず、大会前日に治療で、競技では2位という素晴らしい結果を出したC君、将来有望です!

アク取り名人

90才代の女性患者Bさんとは、お灸をしながら世間話をします。昔話から始まり、料理方法を私に教えてくれるパターンが多いのですが、今回は、お料理をいただきました。

それが、上品で美味しいのです。大阪や京都の美味しい料理屋に足繁く通っていたのがよく分かります。高級レストランで忙しい時には、お手伝いをしていたのですから、Bさんの料理にたいするこだわりは、大変なものです。レシピをしっかりコピーし無駄のない効率的な方法を教えてくださいました。

戦前戦中を過した方は、食べ物を大切にされます。Bさんは、シイタケ、煮干し、昆布で作った出汁は常に冷蔵庫に入れ、料理に使います。また、煮込み料理には、とじ蓋としての「アク取り名人」という商品が最適だと教えてもらい、ついには、その商品をいただくことに!

早速、大根とアカエイの煮込みを作ってみようと思います。Bさん、ありがとうございます!

海ぞうめん

興居島で、車の助手席に乗り窓の外を眺めていると、中年の女性が海辺で何やら収穫しているようです。

「あれ?何を取っているんですか?」

「あ~、あれは海ぞうめんを取ってます。」

「・・・・・」

「あれは・・・・・オオモズクちゅうて、いいます。」

「私は、海藻類は大好きです・・・・興居島は、いいな!羨ましい!」

などと話しながら治療をするお宅まで移動し、80才代の女性患者Aさんをしっかり治療し終えると、

「先生、海ぞうめん食べる?」

「えっ!そりゃあいただきます!」

近所の人から戴いた海ぞうめんをAさんは、5分ほどで料理し、私に出してくれました。緑色の太めのそうめんが、ピカピカ光っていました。そして、その美味しいこと、めんつゆと上手くからまり最高のノド越しです。

「こんな、感覚初めて・・・・いや、とにかくうまい!」

思わず言葉が飛び出しました。興居島、最高です!