神道って?

最近のYouTubeを見ていると、神道がヨーロッパで称賛されているという動画に数多く出会います。やっと来たかなと思っています。

自然崇拝の神道をだれも否定することは出来ないと思います。

私の弟、佐伯敦が宮司をしている惣河内神社は、四国のど田舎にある普通の神社。この普通が、普通ではないのです。隣りには江戸時代初期藩主・加藤嘉明公の命で建立された金毘羅宮があり、荘厳な空間を作り出しています。

今後この地に、世界のあらゆる人々が訪れてくる気がします。

口は天国からだは地獄

医学博士・池川明先生と医学博士・真弓定夫先生監修による「口は天国からだは地獄 ハンバーガー編」を注文(その他にアイスクリーム編、チューインガム編も同時に購入)したのですが、届いて来ました。その一節をご紹介します。

「ヨーロッパは北海道よりも北にあるでしょう。だからアメリカ人の祖先は日本よりずっと寒い地域に住んでいたの。こういう地域は育てられる作物が限られてくるから、酪農と小麦が食の中心になってくるのよ。」

「ちなみに食べ物が違うと体の作りも違ってくるのよ。腸の長さ日本人平均7.6m、ヨーロッパ人平均5m以下。」

「腸の長さ以外にも次のような違いがある。日本人は、海産物を長年食べていたので、海藻を消化する酵素を持っている。ヨーロッパ人は、乳製品を長年食べていたので、乳を分解する酵素を持っている。」

『日本人は、海産物を長年食べていたので、海藻を消化する酵素を持っている』というのは、初めて知りました。海水で育った海藻は、陰と陽でいうと、強力な陽の食べ物になります。カラダを温めてくれる最高の食物を消化できる酵素がある日本人に生まれ、本当に幸せです!

相撲のテッポウ

この1ヶ月毎日、相撲の基本動作「テッポウ」を200回しています。やっていて分かったこと、

①これはすり足という下半身の動きが、上体に連動する日本人独特の所作であること。歩く時、足と手が同じ方向に連動して動く「なんば歩き」の元であると感じる。

②丹田の強化動作である。高麗手指鍼(こうらいしゅししん)という韓国の鍼治療では、写真のように手をカラダとしてとらえ治療していきます。これは、フラクタル構造(自己相似)という自然現象の一つと見ることが出来ます。すると、「テッポウ」で押している手のひらが、ちょうど丹田に当たるのです。この手のひらと、お腹の丹田が連動していることがよく分かります。

明日は、興居島!今日はこれにて、おやすみなさい💤

後頭部の痛み

「先生、やっと来れた・・・忙しゅうて・・・もう、いかん、フクラハギとカカトが痛うて・・・」

と2ヶ月ぶりの40才代男性患者Aさん。
いつものように、膝の診察をして頭に鍼14本。その中でも、後頭部にあるフクラハギの治療点に2本が、効いたようです。そこで、足ウラに見つけた治療点に鍉鍼(銀の棒)を押圧。すると、

「先生、そこ押すと頭の後ろが痛い!」

「後ろって、どこ?」

「あの、フクラハギに効くって刺したところ。」

「あああああーやっぱり、ここがフクラハギに効くんじゃね。」

と、患者さんに教えてもらいながら、新しい治療点を見つけています。

乾燥人参


ペンキを塗った缶に穴48個空け、腐葉土を入れ人参を育てました。この人参を乾燥させ、ミキサーで粉々にしたのです。ただ、葉っぱと根の部分の乾燥状態が違ったので、冷凍庫で保存することにしました。次回からは、葉っぱと根を切り離し、根も輪切りにして乾燥しなければならないと、分かったのです・・・・考えてみれば、当たり前なのですが、やってみないと分からないものです。そこで、生の人参と乾燥した人参、葉っぱと根っこどちらが、栄養素あるか調べてみました。

まず根っこ

『栄養も豊富で、ビタミンB1・B2・C、カリウム、食物繊維も多く含まれています。 カロテン類が豊富で、根菜類では唯一の緑黄色野菜に分類されています。にんじんは強い抗酸化作用を持つβカロテンの含有量が緑黄色野菜の中でも群を抜いています。 そのため活性酸素除去や抑制に効果的で生活習慣病の予防に役立ちます。 また、βカロテンは必要に応じてビタミンAに変換されます。 それによって皮膚や粘膜の組織を正常に保ち、結果的に美白・美肌作りと感染症の予防効果が期待できます。』

生と乾燥の栄養素の違い

『野菜を干すことで水分は蒸発しますが栄養素はそのまま残るため、生野菜よりも干し野菜の方が栄養価は高くなります。また、ビタミンDやビタミンB群、カルシウム、鉄分、ナイアシン、食物繊維などの栄養素は干し野菜にすることで含有量が上昇することが分かっています。』

次に、葉っぱと根っこはどちらが栄養価が高い?

『人参の葉っぱに含まれる栄養を、根の部分と比較したのでご覧ください。

可食部100gあたり
たんぱく質 カリウム カルシウム 鉄 βカロテン ビタミンE ビタミンC 葉酸

人参 葉っぱ 1.1g 510mg 92mg 0.9g 1700µg 1.1mg 22mg 73µg
皮なし人参 生 0.8g 270mg 26mg 0.2g 8300µg 0.5mg 6mg 23µg

人参の主な栄養を比べてみると、根より葉っぱのほうが含有量を多く含んでいることがわかります。
βカロテンは根のほうが多いものの、葉っぱも野菜の中ではトップクラスです。
栄養豊富な人参の葉っぱを、ぜひ料理に取り入れましょう。』

とあります。つまりは、人参に捨てるところなし!乾燥すればもっと良いという結論に達しました。

クスリ

私の患者さんだった方は、西洋医学だけを信じて医者の言う通り薬を飲み続けておられます。それは、その方の生き方なので医者でない私には、何も言えません。

ただ、その方は「ふらふらする・・・しんどくなる」と訴え続けておられます。それでも、薬を頼って飲み続けておられます。医学博士・真弓定夫先生監修のマンガ本 医者にいのちをあずけるな!〜クスリのムダと害〜の一節をご紹介します。

『「例えば その睡眠薬ですが、大箱にはこんな注意書きがあるんですよ」』

と、真弓先生が医者の立場から大箱に貼られた注意書きを紹介されます。

『連用により薬物の依存を生じることがあるので、漫然とした継続投与による長期使用を避ける事、本剤を継続する場合は、治療上の必要性を十分検討すること』

これは、睡眠薬ですが、それ以外のクスリに関して

『ほとんど全部です  コンスタン ルネスタ アモバン マイスリー リスミー デパス などの38種』

とあります。そのため、良心的な医師はクスリを出したがりません。またこのマンガ本では、依存性の問題が生じ、常習性のあるクスリを急に止めると『不安になる ドキドキする 手がふるえる 意識障害 ケイレン』などの禁断症状がでると指摘しています。

奇遇!

40才代の男性患者Bさん、左指に力が入らないことがあり、左胸部にも痛みがあるそうです。また、右首の張りが非常に気になります。病院に行っても異常なしとのことで、今回、初めての来院となりました。

1週間前から花粉症で鼻がヅルヅルしているので、オデコに2本置鍼。その後、頭への11本置鍼でそれぞれの症状が改善されました。初めての患者さんに鍼1本の効力を体感していただいたのが良かったようです。その後は、足に見つけた治療点を気持ち良く押圧したり、触れるだけの治療をしながら、少しずつ会話ができるようになりました。

「愛媛県って心疾患、特に男性は全国一なのを知ってます?」

「ええええっ、知らなかった!」

「でね、愛媛でも今治の男性が最も心疾患になっているんです。これはボクの偏見なんですけど、原因は焼き鳥・・・・造船業が日本一の今治では、鉄板で焼いて脂がジューシな焼き鳥を食べるんでしょう?ニワトリの体温は42℃、それが36℃の人間のお腹に入るとベタベタになりますよね・・・・だから、心疾患が多いと思うんです。」

「昨日のケンミンショーで、今治の焼き鳥を特集してましたよ・・・・」

「えっっっっっっ!そうなんじゃ・・・」

奇遇!

雷(カミナリ)

雷(カミナリ)」を嬉しいと思ったのは、今日だけ!
今治の火災から近くの松山では、今、雷(カミナリ)を伴った激しい雨が降っています。きっと、今治も激しい雨で鎮火を進めることでしょう!それを祈るしかありません。

3月12日に足首靭帯損傷3ヶ所の40才代男性患者Aさんの続報。

3月23日(日)、野球にキャッチャーとして2試合連続で出場し、ランニングホームラン、盗塁、2塁打と大活躍。靭帯損傷から2週間も経っていないのに!

今日は、足ウラに見つけた治療点に鍉鍼(ていしん=銀の棒)押圧とお灸21壮の治療で終了。もう、ほぼ完治です!

鍉鍼押圧は、雷(カミナリ)のような電流を流すようです、その後のお灸で雨を降らして、炎症したところを治めているような気がします。

父親の言葉

興居島に向かう船中、「石原医学大全」に目を通していると、石原結實先生が小学校、中学校の頃の事を述べておられました。『中学2年生までは健康で過ごせたが、中学3年生の後半になり、便秘と下痢を繰り返し、常に腹満(腹部膨満感)、残便感に悩まされる、今で言う「過敏性腸症候群」で苦しんだ。』

私も石原先生のように、中学校3年生に、便秘、下痢、嘔吐などで悩み、小学生では夕方になると神経性胃炎で腹痛を訴え、父親の背中への指圧で治してもらっていました。身をもって父親の指圧の凄さを知った事が、今の職業に繋がっていったのだと思います。

「ひろむ(私の本名)は、指圧が上手いのう!」

私が父親に指圧をしている時の会話には、いつもこの言葉がありました。この言葉が私を導いてくれました。心より感謝しています。そして、普段から

「ひろむは、美術をせいよ(しなさい)、上手いけん!」

の言葉はかけてもらっていました。にもかかわらず、高校では野球部に所属し法政大学経営学部に入学。全く性に合わないので2ヶ月で中退した時、

「ところで、お前は何するんぞ?・・・芸術でもするんかとおもた(思っていた)!」

の一言で売れない芸術家を20年。父親の言葉に運命を委(ゆだ)ねた私でした!