ニャーニャー

90才代の男性患者Cさんは、最近小型犬を飼われたそうです。そこで、我が家のメス猫モモの話になっていきました。同伴で来られた娘さんが、猫が「ニャー、ニャー」泣くのは甘えて人間と話をしているのだと教えてくれました。

「チコちゃんに叱られる!でやってましたよ。」

と教えもらったので、チコちゃんのホームページを見るとありました。そこで引用します。

『番組の回答は「そこに人がいるから」という。本来、大人の猫が猫に対して「ニャー」と鳴くことはなく、子猫だけが「ニャー」と鳴くようだが、人に飼われることで大きく変わったようだ。

現在、飼われている猫はイエネコという種類で、祖先はリビアヤマネコだという。本来、リビアヤマネコは単独行動をするため、他の猫に対してニャーとかわいらしい声で鳴くことはないようだ。

鳴く時は他の猫を威嚇や発情している時だけで、そういった時はもっと低い声で鳴くという。元々リビアヤマネコが「ニャー」と鳴くのは子供の頃だけで、「構ってほしい」「餌がほしい」時に親猫に向かって鳴くと解説。

しかし、飼われている猫は、人と共存するために大人になっても人に向かって「構ってほしい」「餌がほしい」場合に、大人子供問わず「ニャー」と鳴く。人に餌をもらう、甘えるためにかわいらしい鳴き声を上げるようだ。

ちなみに、子供の頃からの性質を大人になっても持ち続ける動物を「ネオテニー(幼形成熟)」と呼ぶそうだ。ネオテニーは頭蓋骨をはじめとした骨の形がほとんど変わらないという特徴を持ち、人間もそれに当てはまると解説した。』

なるほど・・・・最近、やっとモモが私に「ニャー、ニャー」しゃべりかけてくれるようになったのです。すると、「モモ、おじさんこれから仕事に行くね。」と言っていたのが、自然と「モモ、お父さんこれから仕事に行くね。」としゃべっている私。知らず知らず、甘えてもらっているのに気づいて父親風会話に変化しているようです。まあ~、「おやつのチャルチュールちょうだい。モミモミして!」くらいしか、しゃべっていないのだと思うのですが・・・・まだまだ分かっていません。

チャルルがやって来た

 

友人ご夫婦のオス猫チャルルが、日曜夜から、我が家にショートステイ。

前回から、オリの中で預かるようになりました。理由は、メス猫モモがいるためです。チャルルには申し訳ないのですが、隣の部屋で、セキセイインコ、キーとボーが出窓の日当たりがいいところにいるのを、床から見上げるというやや屈辱的な場所に居てもらいます。

前々回までは、モモが居なかったので、シャルルは、居間の戸棚の上を占拠し、私がぶら下げてあるシャツを取ろうとするだけで、

「シャア~~!」

と威嚇し、「オレのテリトリーに手を出すな!」とイバっていたのですが、今回は下から見上げる目線のため、迫力がありません。大人しく巣に入って頭を出して少々観念気味です。この状況が気に入らないためか、今日はキャットフードに大好きなカツオ節、イリコをいれたご飯を食べていません。「チャルチュールだけは食べるハンガーストライク」を始めたようです。

昨日、たっぷり食べ、しかも全く運動をしていないので、少々食べなくても大丈夫!いざとなったら、チャルチュールがあります。また、今日の夜には友人ご夫婦が引き取りに来られるので、気にすることはないでしょう。そのうち、メス猫モモの不妊手術をするので、それ以降、相性が良ければ一緒にいてもいいかもしれません・・・・喧嘩するかも・・・ちょっと心配。

ホタルが乱舞する棚田が金賞

 

定休日なし(臨時休業あり)で、「あじさいの杜鍼灸院」を営業しているのは、私が若い頃からあまり仕事らしい仕事をしていなかったからです。今になって、そのツケが回って来ているだけです。あと20年はやらないと、お返し出来ないように思います。大好きな仕事なので、全く無理なくやれています。

治療室にいると、色々な出会いがあります。様々な情報も入って来ます。今日は、久しぶりに昨年の「コメの食味鑑定国際総合部門」で最高の金賞を受賞されたAさんが、来院。国内外の4755点のお米から選ばれたのですから、本当に凄いことです。治療に30分、後の会話が2時間弱となりました。

Aさんによると、西日本のコメが選ばれること自体が、珍しいことだそうです。今までは、米所(こめどころ)の北陸や東北地方から、よく選ばれていました。それが、南国愛媛の東温市の山奥のコメが選ばれたのは、それなりの理由がありました。もちろんAさんの研究心、努力、忍耐、才能などが受賞の大きな要素になったのですが、東温市の山奥の音田(おんだ)という部落の環境が大きいそうです。標高250mほどあるため、昼夜の寒暖差が大きく、これがコメ作りに最適。また、広葉樹林の山に囲まれた土壌は、落ち葉により良質のものとなり、水が豊かで美味しく上質コメ作りのための環境となっているのだそうです。

また、Aさんは「自然」という言葉をコメ作りの哲学としておられます。「自然」は、しぜんとは読みません。「じねん」と読みます。元々日本にあった言葉で、自(みずか)ら、然(しめ)す。
人の手を自ら入れ、米との共存を示して行くのが「自然(じねん)」。

コメ作り名人には、後継者が必要です。若くて(中年の方もOKです)、ITも駆使出来て農業に地域おこしに興味ある方、弟子入りしてみては・・・・(余談:ホタルが乱舞しているそうです)

ガスパッチョを作る

 

午前中に近くのホームセンターに行き、ミキサーを買いました。そして、ガスパッチョ+青汁を作ってみました。

トマト2個、玉ねぎ半個、キュウリ1本、ケール3枚、トマトジュース、米パン2個、オリーブオイル、お酢、塩を入れ出来たのが写真の通り。お味の方は、玉ねぎの辛(から)さ、ケールの苦味が強く、胃が炎症を起こしそうな食べ物になってしまいました。お世辞にも美味しいものではありません。

 

次回は、玉ねぎとケールの量を半分にしてみようと思います。豆乳を入れるのも良いかも知れません。また、やはり冷蔵庫で冷やすか、氷を入れかして冷やさないと美味しくないようです。それにしても、スペインでは何であんなに上手に作れたのでしょう?湿度が低く乾燥したジリジリとした夏に、上等なオリーブオイルを使い、ギンギンに冷やしていたからでしょうか?

インターネットで、ガスパッチョのレシピを見ているとバルサミコ酢と必ず出ています。バルサミコ酢はイタリアで作られている高価なお酢のようです。スペインでは、このお酢を使っていたのかも知れません・・・・いずれにせよ、高価なお酢は諦(あきら)め、日本のお酢を使ってスペイン滞在中のガスパッチョに近づくようにします。

他のレシピを見ると、タバスコを入れていました。確か入れた記憶があります・・・・早速、買いましょう。コロナ禍のおり、野菜をたっぷり食べ免疫力をあげることが、ワクチン接種より大切だと思います。

ガスパッチョだ!

 

 

 

「あの野菜、ケールでした。お隣さんに教えてもらったんです。」

「ああ・・・あのお庭にいっぱいお花植えているお家の・・・・花があるお家は、ついつい見てしまう。」

「そうそうキレイにしてますよね~。」

「ケールだったら、青汁にしたらいいのに。私は会社で毎日飲んでいます。青汁だけだと飲みにくいので、豆乳を入れると飲めますよ。」

「そうか・・・そうしよう。今日炒めて食べたのですが・・・不味(まず)かった。ミキサーを思い切って買おう。」

と50才代の女性患者Aさんからアドバイスを受けました。ずいぶん大きな葉っぱになり、炒めても苦味が残り中々、食べられず、遂には残してしまったのです。私が食べきれなかったというのは、珍しいこと。ミキサーで少し食生活を変えた方が長続きしそうです。ブロッコリーも沢山植えているので、今年の夏を青汁で乗り越えるのも悪くありません。キュウリ、ミニトマトがそのうち沢山出来れば・・・・・スペイン料理のガスパッチョが出来るではありませんか!

スペイン滞在中、よく飲んでたガスパッチョ。良い目的が出来ました。Aさんありがとうございます😊

お隣さんに教わる

夕方、草引きをしていると、お隣さんから、

「あの野菜は何?」

と質問がありました。ところが、一体何を植えたのかすっかり忘れてしまったので、

「あれですか?・・・・何なのか分からんのです。」

「多分、ケールじゃないのかな・・・・青汁によくするでしょう・・・あれ。」

と、教えてもらった時、ぼんやり思い出して来ました。友人からケールの苗をもらったような・・・

「ああ、そうですね・・・多分そうです・・・インターネットで調べてみます。ありがとうございます。」

「それから、ビルの横に生えてる木は切った方がいい。切り口に薬塗ったら枯れると思いますよ・・・・あれは、イチジクよ。」

と教えていただきました。早速剪定(せんてい)バサミで切ったところ、イチジク独特の白い液体が出て来ました。そして、小さなイチジクの実もついていました。イチジクはメソポタミアで6000年以上前から栽培されており、古代ローマでは最もありふれた果物だったようです。また、ヨルダン渓谷の新石器時代の遺跡から1万1000年以上前の炭化した実が出土。世界最古の栽培品種の可能性があるそうです。日本には江戸時代初期、ペルシャ、中国を経由して長崎に伝来したようです。そして、今ではビルとブロック塀の間で逞(たくま)しく生きているのですから・・・気の遠くなるようなご縁です。

治療院に帰って、インターネットでケールを調べました。画像を見るとお隣さんがおっしゃった通り、ケールでした。その栄養成分を調べてみると、

『ケールに含まれている栄養成分には、葉緑素(クロロフィル)や食物繊維の他に、ビタミンA(β-カロテン )やビタミンCなどのビタミン類、カルシウム・リン・鉄分などのミネラルも豊富に含まれています。 

 ケールに含まれる栄養素には緑黄色野菜の中でも特に含有量が多い成分もあり、β-カロテンはキャベツの約60倍、ビタミンCはトマトの約5倍、カルシウムは牛乳の約2倍、鉄分はニンジンの約4倍といったように豊富に含まれています。

β-カロテンは、強い抗酸化作用があり、免疫力アップや老化防止などの効果が期待されます。』

とあります。何と若返りの野菜だったのです。もう毎日食べるしかありません。また、隣に出来ているブロッコリーの葉っぱが、ケールそっくりなので、その成分を調べてみるとやはり、β-カロテンがしっかりあるそうです・・・・ブロッコリーの葉っぱを食べなかった後悔が・・・・

もっと、勉強しよう!

ゴーヤ

 

今年も、去年と同じくゴーヤが育ちません。プランターで育てること自体が問題なのは分かっているのですが・・・・うまく育ちません。仕方なく、新たにある程度大きくなった苗を買って、植え替えることにしました。植え替えの時間帯は、夕方が良いようです。理由は、気温が下がるとともに湿度が高くなるので、葉からの蒸散作用が抑えられるからだそうです。

今日のように、松山市内29℃の夏日ならば、涼しくなった19時頃が・・・・と思いきや、今晩21時でも22℃あるそうです。治療が終了する21時過ぎでも、まだ暑い位・・・・地元のケーブルテレビで天気予報、コロナ情報、迷子犬など地元中心の情報番組を見ると、この1週間は夏日が続き1週間後にも29℃になると予想されています。

梅雨になってるはずの6月、もう早々から夏がやって来た?

でも、干ばつ被害が気になる松山地区、地元の石手川ダムの貯水率は99.9%で、平年に比べ8.5%多く、いつ梅雨が明けても今年の水不足の心配はないようです・・・今のところ。

で、19時頃外に出てみると結構涼しいのです。早速ゴーヤをプランターに植え替えることにしました。その途中で、患者さんが2名来院。治療終了後、21時頃にゴーヤと、畑にはキュウリを植えて畑仕事を終えました。最も、仕事と言える程のものではありません・・・・・土いじり!

 

最近のモモ(生後8か月のメス猫)

やっと、甘え声を出して下僕の私に近づいて来始めました。トイレ掃除とエサやりの仕事を認めてくれる様になりました。ただ、撫でてやろうとゆっくり近づいても逃げられる確率は8割。

料理をしていると、最近では必ず台所にやっと来て、足に触れたがるまでに、なついてきました。

風呂上がりに使う珪藻土バスマットが大好きで、はらばいになって一文字の伸びをよくしています。ネコタワーも大好きで、てっぺんに上って外の景色をゆっくり眺めたり、ハンモックに寝そべってテレビを見たり・・・・好き勝手やっています。セキセイインコのキーとボーを隣の部屋に引っ越ししたのが、大正解。お互いがノビノビ生活出来ている様です。キーとボーはトリカゴを開けっ放しで、自由にしていますが、トリカゴが1番好きなため、あまり飛ぶことはありません。

モモがにゃあ~にゃあ~なくのは、

「チャルチュール、ちょうだい!」

なので、下僕としては言いなりにならないようにしているのですが・・・・ついつい根負けしてしまい、今日などは3回上げてしまいました。もう少し躾(しつけ)をしっかりしないと不良少女になりかねません。下僕だけではダメ、少し怖いお父さんになってみようか・・・などと、まだ思えません。ボチボチやっていきます。

ブロッコリーの種(たね)

 

患者さんから色々教わります。

今日は、ブロッコリーが花を咲かせ、小さなサヤエンドウの様な実をつけ始めたので、切り取って・・・・どうしよう?と思っていた時、60才代の男性患者Aさんが来られました。

「それは、もっと枯れるまで置いとくんよ。全ての植物は同んなじなんじゃけど・・・種が出来るまで待って、次の世代を育てるようにするんよ。」

「そうか・・・・こんな状態では、中途半端なんじゃ・・」

「これじゃったら、食べた方が良えんじゃないん。」

「そうじゃね~」

「元々、実(み)には、種(たね)の周りの果肉に発芽させん様にする物質があるんよ・・・ほじゃけん・・・・例えば、梅があろう?梅はある程度熟してきて落ちろう・・・・落ちても種の周りに果肉があるけん、発芽出来んのよ。梅の木の下に落ちた実、全てが発芽したら大変なことになろう・・・・・梅の実を食べた鳥が、果肉を栄養にしてフンとして種を落とすけん、梅の木が子孫を残すことが出来るんよ。」

なるほど!

こんな会話ができる仕事場に感謝です。写真中央部の高いのが、ブロッコリーの実です。

花にRO水

患者さんから、お庭の花をいただきました。それを早速、友人からいただいた花瓶に入れ、飾ったのです。お水は水道水を完全に浄化したRO水。今日から、何日保つか楽しみです。

黄色いダリア、ピンクのスイトピー、濃いピンクのナデシコ、赤紫のシャクヤクまでは、分かるのですが・・・・白い花の名前を、患者さんから教わってのに、忘れてしまいました。いずれにせよ、花が受付にあるだけで、空間が明るくなります。「花がある」とは、このことなのですね。

 

ここで、RO水と何の説明もなく述べましたが、初めて聞く方もおられると思いますので、とあるRO水の説明文を引用します。

『RO水は、厳しい検査基準をすべてクリアした水道水や地下水を、さらに「RO膜(逆浸透膜)」という特殊なフィルターでろ過した限りなく純水に近いお水です。「RO膜(逆浸透膜)」でろ過すると塩素や雑菌、ウィルスなどの不純物や汚染物質が1000万分の1mmという極小のものまで完全に除去されます。また、「RO膜(逆浸透膜)」は放射性物質である放射性ヨウ素(I-131)が溶け込んだ水のろ過にも有効性を発揮し、放射性物質を取り除ける唯一のフィルターであることがわかっています。(※独立行政法人 放射線医学総合研究所により、放射性ヨウ素(I-131)の除去に、「RO膜(逆浸透膜)」によるろ過が唯一有効な手段である旨の発表がなされております。)』

不純物をほぼ0にするRO水は、不純物を測定すると0~3位の数値になります。水道ならば100前後となります、その水道水を沸騰して測定しても100前後の数値のままです。ちなみに以前購入していた阿蘇の水の不純物(ミネラルを含む)は30程度でした。神棚の榊をRO水に漬けていますが、勢いが良く長持ちします。血液の基礎は水ですから、良い水を飲んだり身の回りに置くことは大切だと思います。セキセイインコのキーボーも、ネコのモモもRO水を飲んでいます。