モモの発情期

モモがどうやら、発情期を迎えたようです。

「うおおおおお・・・」というやや低い声で鳴き、ウロウロし落ち着きません。インターネットで調べてみました。

『猫は暖かくなってくると繁殖期を迎えます。繁殖期の訪れは昼間の長さが延び始めた1月頃に始まり9月頃まで続くことがあります。なかでも春(2月~4月)と夏(6月~8月)がピークで、屋外で子猫を見かけることもあるでしょう。メス猫の発情は日照時間と関係していて、日照時間が14時間を越えると反応して発情期を迎えるといわれています。それは、寒くて食べ物の少ない冬よりも、食べ物が豊かな暖かい季節に出産したほうが子猫の生存率が高まるだろうと、本能的にその時期を選んでいると考えられています。このメカニズムは、太陽の光だけでなく人工の照明でも引き起こされます。1日12時間以上灯りがついている環境下にいる場合、季節性関係なく年中発情しやすい状態になります。

日照時間に関係して発情するのは、実はメス猫だけです。オス猫は、発情しているメス猫の鳴き声やフェロモンに刺激され発情が誘発されます。』

1日12時間以上灯りがついていると、年中発情するので、夜遅くまで起きている我が家では、年中発情期となります。早く避妊手術をしなければ、モモが可哀想なことになってしまいます・・・手術に3万円・・・・7月には出来ると思います。

龍伝説

友人が「NASA撮影の日本列島世界が驚愕」という映像を送ってくれました。この映像を見て驚いたのは、日本列島が実は龍だったということです。北海道が頭で、本州が胴体、紀伊半島と四国が右後ろ足のように見えます。この画像を見て、日本に龍伝説があるのは当たり前だと思いました。龍とは日本そのもの・・・・・ご先祖さまは、日本が龍であることを知っていたのです・・海に囲まれた日本では、海から龍が天に登ったり、天から海に潜(もぐ)ったりしてたのが見えたのでしょう。時に雲となり、時に雷となり、時に嵐となり、時に大雪となり、時に地滑(ぢすべ)りとなり姿を変えた龍が日本であることを知っていたのです。

私が大学生だったころ、宇高連絡船という本州と四国を結ぶ航路があり、関東から帰省する時にいつも乗っていました。そして、海を見るのです・・・・すると龍が泳ぐ姿が見える気がして来るのです・・・・・ご先祖さまを感じていたのです。

日本という龍には全国各地に相似形で、龍の地形が顕(あら)われます。身近なところでは、私が生まれ育った東温市の河之内・・・・・これは私の弟が発見したのですが、航空写真で河之内を見ると、正しく龍でした・・・「伊予の高千穂」とよばれる雨滝が河之内にあるのですが、ここも龍の形状をしていると聞きました。

今後益々、龍伝説が真実味を帯びてくるように思います。

巨石群の続き

巨石群のある海岸に白石龍神社があります。そこにある看板には、下記のように説明があります。

『「りゅうぐんさん」と呼ばれ親しまれています。

境内の由来碑にもあるように、その由来はよく分かっていません。最近迄、道もなかったこの場所になぜ祀られたのか。

旱魃の時には「雨乞い」が行われてたといわれ七月六日(七夕の前日)に大祭が行われているので、海とか雨、水を祀った神社かと考えられます。

最近では地元で「三ッ岩」と呼ばれている石組の巨石文化との関係でパワースポットとして若い方の参拝も多くなっています。』

とあり、この神社には「正中に吉兆が顕れる神が龍に乗り遊ぶその龍化けて石と為す」という言葉が残っています。

ここまで来ると、私の実家の惣河内神社で祀(まつ)られている雨滝神社と関係していると考えられます。実家の近くの雨滝は「伊予の高千穂」と呼ばれ龍伝説があるパワースポットです。どうやら、龍は、白石の鼻(白石龍神社と巨石群のある場所)から空を飛び雨滝に飛び込んだようです。

今でも、水道局の方が旱魃(かんばつ)にならないよう毎年、惣河内神社にお神酒を奉納されている事実から、この伝説はあると考えられます。

どうやら、私が新たな伝説を作っても良いように思ってきました。

白石の鼻巨石群

 

白石の鼻巨石群の夕日鑑賞会がありました。

「海面上に浮かぶ神秘的な花崗岩の巨石群。昔から自然に積み上げられたと伝えられてきたが、近年になり岩の中央部の空洞から春分、秋分の前後の数日間に夕日が差し込むことが判明し、古代の太陽観測装置などではと調査が進められている。また、岸辺から海上にかけて人工的に積み上げられたとされる形跡も発見され、謎はますます深まっている。岸辺には白石龍神社が祀られており、神聖な空気の漂うパワースポットとして注目を集めている。」

 

夏至になるので、対岸の島に沈む時、手前の2つの石に夕日の反射がすっぽりはまり、龍が現れるのです。今後ますます注目が集まると思います。新たな巨石群と龍の伝説が生まれて来るかも知れません。

明日の夏至は、最高だと思います。

ニラとシソ

 

「先生、ニラ生えてますね・・・・ニラは根っこで増えるんです。これを株分けしてキュウリの周りに植えると、虫が来なくなるんです。ほら、ニラには虫が来ていないでしょう!」

「あっ・・・そういえば、ニラを食べる虫は見たことない。」

「そうでしょう・・・・・シソは畑の周りに植えて、虫に食べてもらってそれ以上、畑に虫を入れないようにするんです。」

「なるほど・・・・・やってみます。」

患者さんの奥さん(今回は、同伴)が、庭で無農薬、水は雨水の野菜作りをしておられるので、色々教えてくれます。確かにニラを食べる虫はいません・・・・早速、畑を見に行きブロッコリーの状態をチェック。よく見ると、大きく育った右列のブロッコリーの横にニラが植っていますが、虫に食われて弱々しく育ったブロッコリーの列には、ニラが植っていません。

この違いは日照時間だろうと思っていたのですが、ニラが関係していることに気づかされました。また、シソは去年出来た実が落ち、小さな苗が沢山出来ていたのに、引き抜いて捨てていた愚かさに気づきました。明日にでも、小さな苗を畑の周りに移植しようと思います。

いつも、患者さんに教えてもらっています。本当に感触しかありません。

山アジサイ

私の父親は、山アジサイが大好きで、東温市の山奥の惣河内神社の境内に山アジサイ(額咲きと呼ばれるアジサイ)を植栽していきました。新しい品種が見つかると、すぐに購入して植えていたようです。ここで、アジサイに関した記事をインターネットから、引用すると、

『アジサイは、日本で原種ガクアジサイから改良した園芸品種で、ガクアジサイに近い落葉低木。6月から7月にかけて開花し、白、青、紫または赤色の萼(がく)が大きく発達した装飾花をもつ。ガクアジサイではこれが花序の周辺部を縁取るように並び、園芸では「額咲き」と呼ばれる。ガクアジサイから変化し、花序が球形ですべて装飾花となったアジサイは、「手まり咲き」と呼ばれる。

日本、ヨーロッパ、アメリカなどで観賞用に広く栽培され、多くの品種が作り出されている。原産地は日本で、ヨーロッパで品種改良されたものはセイヨウアジサイと呼ばれる。』

とあり、日本原種のガクアジサイが、中国に渡り、中国からヨーロッパ、アメリカへと渡って現在では、逆輸入されたセイヨウアジサイが一般的なアジサイとして知られているようです。

私個人としては、大振りなセイヨウアジサイより、可憐な山アジサイの方が好きです。

父は、惣河内神社の境内に様々な種類の山アジサイを植え、アジサイ神社と呼ばれるように、したかったのです。しかし、志し半ばで、急逝しました。今の私の年齢と変わらない若さで・・・

幸いしっかりした次男夫婦が、その志しを受け継いで、境内には見たことの無いような山アジサイが微笑んでいます。山アジサイの名称も分かるようになっているので、学びながら楽しめます。

あまり知られてないのですが、愛媛は山アジサイの宝庫です。そのため、伊予◯◯という名の付く山アジサイが多いのです。まだまだ、新しい品種が愛媛から生まれているようです。世界中に広まったアジサイの原種が愛媛に多いことを、誇りに思います。今が、惣河内神社の山アジサイ見ごろです!ご高覧していただくと、嬉しいです。

追伸:標高250mの惣河内神社では山アジサイが最適ですが、標高数mのあじさいの杜鍼灸院では、不向きなため、セイヨウアジサイを植えて、やっと咲きました。

アーチスト佐伯モモ

「モモ、ここに来ちゃ、ダメ!」

っと、強く言ってドアを閉めた時、モモの鼻にドアが少し触れたのです・・・・・その腹いせなのか、アーチスト佐伯モモによる斬新な押し入れ襖絵(ふすまえ)が出来上がりました。それまでは、押し入れの内側を「引っ掻き絵」として制作していたので、見て見ぬふりをしていたのですが・・・多分、搔き尽くしたのでしょう・・・表側に制作し始めたようです。

「モモ、そこは搔(描)いたらいかん!」

と強い口調で言っても、知らんふりして制作。きっと、注目してほしいのだと思います。もう少し強い口調で言うと、知らんふりして逃げてしまいます。思春期の若い女の子の態度そのもののようで、「どうしたものか?」と思案してしまいます。

当分、好物のイナバチャルチュールに頼って、様子を見ます。

ニャーニャー

90才代の男性患者Cさんは、最近小型犬を飼われたそうです。そこで、我が家のメス猫モモの話になっていきました。同伴で来られた娘さんが、猫が「ニャー、ニャー」泣くのは甘えて人間と話をしているのだと教えてくれました。

「チコちゃんに叱られる!でやってましたよ。」

と教えもらったので、チコちゃんのホームページを見るとありました。そこで引用します。

『番組の回答は「そこに人がいるから」という。本来、大人の猫が猫に対して「ニャー」と鳴くことはなく、子猫だけが「ニャー」と鳴くようだが、人に飼われることで大きく変わったようだ。

現在、飼われている猫はイエネコという種類で、祖先はリビアヤマネコだという。本来、リビアヤマネコは単独行動をするため、他の猫に対してニャーとかわいらしい声で鳴くことはないようだ。

鳴く時は他の猫を威嚇や発情している時だけで、そういった時はもっと低い声で鳴くという。元々リビアヤマネコが「ニャー」と鳴くのは子供の頃だけで、「構ってほしい」「餌がほしい」時に親猫に向かって鳴くと解説。

しかし、飼われている猫は、人と共存するために大人になっても人に向かって「構ってほしい」「餌がほしい」場合に、大人子供問わず「ニャー」と鳴く。人に餌をもらう、甘えるためにかわいらしい鳴き声を上げるようだ。

ちなみに、子供の頃からの性質を大人になっても持ち続ける動物を「ネオテニー(幼形成熟)」と呼ぶそうだ。ネオテニーは頭蓋骨をはじめとした骨の形がほとんど変わらないという特徴を持ち、人間もそれに当てはまると解説した。』

なるほど・・・・最近、やっとモモが私に「ニャー、ニャー」しゃべりかけてくれるようになったのです。すると、「モモ、おじさんこれから仕事に行くね。」と言っていたのが、自然と「モモ、お父さんこれから仕事に行くね。」としゃべっている私。知らず知らず、甘えてもらっているのに気づいて父親風会話に変化しているようです。まあ~、「おやつのチャルチュールちょうだい。モミモミして!」くらいしか、しゃべっていないのだと思うのですが・・・・まだまだ分かっていません。

チャルルがやって来た

 

友人ご夫婦のオス猫チャルルが、日曜夜から、我が家にショートステイ。

前回から、オリの中で預かるようになりました。理由は、メス猫モモがいるためです。チャルルには申し訳ないのですが、隣の部屋で、セキセイインコ、キーとボーが出窓の日当たりがいいところにいるのを、床から見上げるというやや屈辱的な場所に居てもらいます。

前々回までは、モモが居なかったので、シャルルは、居間の戸棚の上を占拠し、私がぶら下げてあるシャツを取ろうとするだけで、

「シャア~~!」

と威嚇し、「オレのテリトリーに手を出すな!」とイバっていたのですが、今回は下から見上げる目線のため、迫力がありません。大人しく巣に入って頭を出して少々観念気味です。この状況が気に入らないためか、今日はキャットフードに大好きなカツオ節、イリコをいれたご飯を食べていません。「チャルチュールだけは食べるハンガーストライク」を始めたようです。

昨日、たっぷり食べ、しかも全く運動をしていないので、少々食べなくても大丈夫!いざとなったら、チャルチュールがあります。また、今日の夜には友人ご夫婦が引き取りに来られるので、気にすることはないでしょう。そのうち、メス猫モモの不妊手術をするので、それ以降、相性が良ければ一緒にいてもいいかもしれません・・・・喧嘩するかも・・・ちょっと心配。

ホタルが乱舞する棚田が金賞

 

定休日なし(臨時休業あり)で、「あじさいの杜鍼灸院」を営業しているのは、私が若い頃からあまり仕事らしい仕事をしていなかったからです。今になって、そのツケが回って来ているだけです。あと20年はやらないと、お返し出来ないように思います。大好きな仕事なので、全く無理なくやれています。

治療室にいると、色々な出会いがあります。様々な情報も入って来ます。今日は、久しぶりに昨年の「コメの食味鑑定国際総合部門」で最高の金賞を受賞されたAさんが、来院。国内外の4755点のお米から選ばれたのですから、本当に凄いことです。治療に30分、後の会話が2時間弱となりました。

Aさんによると、西日本のコメが選ばれること自体が、珍しいことだそうです。今までは、米所(こめどころ)の北陸や東北地方から、よく選ばれていました。それが、南国愛媛の東温市の山奥のコメが選ばれたのは、それなりの理由がありました。もちろんAさんの研究心、努力、忍耐、才能などが受賞の大きな要素になったのですが、東温市の山奥の音田(おんだ)という部落の環境が大きいそうです。標高250mほどあるため、昼夜の寒暖差が大きく、これがコメ作りに最適。また、広葉樹林の山に囲まれた土壌は、落ち葉により良質のものとなり、水が豊かで美味しく上質コメ作りのための環境となっているのだそうです。

また、Aさんは「自然」という言葉をコメ作りの哲学としておられます。「自然」は、しぜんとは読みません。「じねん」と読みます。元々日本にあった言葉で、自(みずか)ら、然(しめ)す。
人の手を自ら入れ、米との共存を示して行くのが「自然(じねん)」。

コメ作り名人には、後継者が必要です。若くて(中年の方もOKです)、ITも駆使出来て農業に地域おこしに興味ある方、弟子入りしてみては・・・・(余談:ホタルが乱舞しているそうです)