月に2~3回定期的に来院される60才代女性患者Cさん。
「私、三半規管が弱いんよ。昨日は南予(愛媛県の南側)に行って、車に酔うし。頭がスッキリしてないんよ。」
「そしたら、頭に鍼するんが一番ええんじゃけど・・・・」
とベッドに横になっていただきます。
Cさんは、クスノキの瘤(こぶ)でカラダを揺する治療が合ってます。そこで、頭にタオルを乗せ瘤(こぶ)の中でも、最も突起物が密集しているもので、押圧揺すりをしてみました。
「気持ちいい❣️」
これは、私自身も何度も体験していますが、非常に気持ちがいいのです。これを体感できれば、Cさんご自身で、ある程度施術できると思い、丁寧に、押圧揺すりをしていく事にしました。
鍼は、手足の重要なツボに刺し置きし、全身の血流を促します。
山元式新頭皮鍼療法(YNSA)では、頭の正中線から、左右に1cmずつの間隔で生え際から頭頂までのラインを12等分したところが、脳神経の1番~12番に対応します。
また、側頭部は東洋医学の12経脈や、全身の部位に対応します。という事は、頭皮の圧痛点を丁寧に刺激し、圧痛を減らしていくことが、全身に効果を及ぼすことになります。
Cさんには、ご自身でも頭皮を刺激することをお勧めしました。
次回にどのような成果が出ているのか楽しみです!
追伸、写真のようにクスノキの瘤(こぶ)は、生命体そのものです。そのため複雑で繊細な頭皮、頭蓋骨表面に、違和感なく刺激が入っていくのだと思います。
前回の続きで言うと、イボイボはオッパイ。つまり、クスノキの瘤(こぶ)は、オッパイがいっぱいの生命体フラクタル❣️