モゾモゾ体操(その2)

肘から指先にかけて、重要なツボがあるように、肘から足先にかけて、重要なツボがたくさんあります。特に足首の周辺は、最も大切なツボの密集地です。

山元式新頭鍼療法(YNSA)では、外果治療点という新たなツボに、下肢の痛みや痺(しび)れなどのカラダの不快な症状を取る効果を見出しています。

今回はその大切なツボを刺激しながら、肘から指先までのツボも刺激するモゾモゾ体操。

仰向けになり、両膝を立てます。モゾモゾ体操(その1)と全く同じ姿勢です。両手はお尻の下敷きになったまま、片方の足だけを、敷き布団の上に倒します。そうすると足首やフクラハギを敷き布団の上に置くことになります。

その置かれた足首に突っ立った片方の踵(かかと)を置きます。あとは、踵(かかと)で足首を踏み込むだけです。

例えば、踏み込む足が左足の踵(かかと)ならば、右足首に圧力がかかっていき、大切なツボの刺激になります。また、体重が徐々に右側にかかってくるため、右肩から右手首にかけて心地よい刺激となっていきます。

呼吸法は、モゾモゾ体操(その1)と同じ。最初は自然呼吸→鼻から吐きながら→鼻から吸いながら、息を止めて一気に吐く

これが基本形で、踏み込む足をつま先、土踏まず等、変えたり、踏み込む位置をフクラハギ、太ももと変える事で、様々バリエーションが生まれます(^ ^)