山元式新頭鍼療法(YNSA)をメインの治療に移行しつつあります。
勿論、鍼がきらいな患者さんには、操体法、天城流などで治療致します。
YNSA の特徴の一つが、副作用がないことです。
例えば、美容鍼で顔に刺鍼する場合、手や足に鍼を刺して、血流が頭や顔に集中しないように気をつけます。
ところが、YNSA では手足に鍼を刺す必要がありません。理由は、頭にあるスイッチに鍼を刺して、カラダ全身の血流を良くするからです。そのため、副作用が無いのです。
また、YNSA と他の治療法を併用することも可能です。
YNSA で頭に鍼を刺したまま、手の指関節にお灸をする治療法が多くなっています。
先日の60才代の女性患者Bさんにも、YNSA の鍼を頭に刺したまま、指にお灸をしました。
半年前は、正座が出来なかったBさん。先月から出来るようになりました。
しかし、正座した時に、膝の痛みはあります。
そこで、頭に鍼を刺したまま仰向けになっていただきます。
右手小指の第2関節の周辺が、右手をソマトトープ(小さな人型)として見た場合、右膝にあたります。丁寧に第2関節周辺を見ていくと圧痛点が見つかります。
Bさんは、へバーデン結節のため第1関節や第2関節が腫れています。これと正座が出来ないという因果関係はあると思います。
お灸を 第2関節にするたびに、正座をしてもらいます。
「不思議ですね~~、右も左もお灸のたんびに、痛いところが、全く同じところへ、移動しますね~~」
実際には、移動しているのではないのです。元々痛みは存在しているのですが、強い痛みを取ると、存在していた痛みを感じられるのです。
これを何度も繰り返していくうちに痛みがなくなり、美しい正座が出来るようになりました。
Bさんには、指関節を普段から揉(も)んで柔らかくするように伝えて治療を終えました。