1年以上前から通院の50才代の女性患者Aさん。最近は体調も良くなり、1ヶ月ぶりに来院されました。
肩から首にかけて張りがあり、右耳後ろから側頭部にかけて痛みがあるそうです。
今回は、山元式新頭鍼療法(YNSA)とお灸での治療を試みました。
YNSA で右眉毛の上に鍼を刺した瞬間、
「先生、ちょっと‼️・・・」
突然のくしゃみと、鼻水と涙でAさんが、驚き動転・・・
目は、真っ赤になり涙で溢(あふ)れそうです。
ちょうど眉毛の上は、ソマトトープ(小さな人型)で胸椎に当たります。肺、気管支とも関係あるため、異常に反応したのだと思います。
「凄い、鼻が通るし・・・奥の方から一気に溢(あふ)れてくる感じ・・・」
落ち着いてきたので、もう1ヶ所眉毛の上の張りを感じるところに、鍼を刺してみると、
「くしゃみが‼️・・・~~~(*≧∀≦*)(*≧∀≦*)」
やはり同じ反応です。
鍼を刺したままにしていると、だんだん落ち着いて来るとの事でした。その間に、左足の内踝(くるぶし)、親趾(ゆび)などにお灸。
カラダ全身がリラックスしてきたので、刺した鍼を抜き始めます。眉毛の上の鍼を抜くと、
「先生、また、鼻がムズムズしてきます❣️」
「あらら・・・そしたら、パイオネックス(皮内鍼)を眉毛の上に貼りますね。」
という事でAさんのオデコは、くしゃみ止め用に2個、花粉症用に4個のパイオネックスで賑(にぎ)やかになりました。
「先生、目と鼻がスッキリしました❣️」
やはり、パイオネックスも効きます。あれほど真っ赤な目をしていたAさんの目が、さわやかになっていました。頭の痛みもなくなりました。
もしかして、花粉症などの症状と、眉毛の上は思った以上に密接な関係があるかもしれませんね~~