山元式新頭鍼療法(YNSA)セミナーレポート5

60才くらいの男性患者Eさん、足の指先から踵(かかと)にかけて痛くしびれがあります。

山元先生はEさんの合谷を両手の親指で、爪先が皮膚に直角になるよう診ていかれます。

「これではなくて、これですね?」

Eさんの右手の合谷の方が、左手よりコリがあるため、右合谷を丁寧に診ていかれます。

そして、おでこの生え際で正中線よりやや右(A点)に、置鍼5本。

「どうですか?」

「足は楽になっています・・・足先のしびれは取れましたが、踵(かかと)は痛いです。」

「おかしいところが、痛いの・・・」

(先生のこの言葉よく分からなかったのですが・・・合谷診で最も気になるA点を置鍼で良くしたあとは、おかしいところが、痛みを残して教えてくれている・・・とでも、初心者の私は理解するしかないようです)

山元先生は、おかしな踵(かかと)の圧痛点を親指で触れて確かめ、それに対応する箇所の左掌(ひだりてのひら)にパイオネックスを貼っていかれます(イラスト参照)。

「どうですか?」

「楽になりました❣️

山元式新頭鍼療法(YNSA )は、頭以外にも鍼を刺します❗️