70才代とは、とても思えない筋骨隆々の男性患者Aさん。前回は、ゴルフコンペの前日に、来院され体調万全にされました。結果は、何と準優勝。
「準優勝したんよ・・・テレビにも出たんよ」
「えっ~~、それは凄い!午前中だけでなく、一日中調子良かったんですか?」
私の治療は、午前中まで効くが午後から調子が悪くなるパターンだったのですが、少しレベルが上がったのかも・・・
「午後の方が良かった、OB叩かんかったら、優勝じゃった?」
2日に1回プールで500m泳いでいるAさんには、本当に頭が下がりますm(_ _)m
「今日は、腰が張っとるんと、足のウラのしびれとるんが気になっていかんのよ。特に足のウラは、気持ちが悪うて悪うていかんのよ。」
山元式新頭鍼療法(YNSA)で19本置鍼。途中でクシャミが連続して出るAさん。
「花粉症よ。」
そこで、オデコの感覚点・鼻の個所と、腕の肘下横紋の外側にあるツボ(尺沢=しゃくたく)に、パイオネックス(円皮鍼)を貼ります。
「不思議じゃな~~、腰がゆるんできた 。」
山元式新頭鍼療法(YNSA)の効果が出てきました。
「ゴルフボールで足ウラをゴリゴリしたら、指の根元に痛い痛いところがあらい。」
「今日は、そこに鍼を刺しましょう!」
という事で、左右の足の腰痛点2カ所と、指の根元の圧痛点4カ所に置鍼をし、30分間、
Aさんの好きな演歌を聴きながらゆっくりしていただきます。最近の治療は、頭と足に置鍼をし、後は好きな音楽を聴きながらウトウトしていただくパターンが多くなっています。
「それでは、ゆっくり起きていただいて宜しいでしょうか・・・腰痛はどうですか?」
「だいぶ、ようなった。」
「足のしびれはどうですか?」
「軽減した。」
「くしゃみはどうです?」
「治った、ハッハハ❣️」
と、笑顔のAさんでした。