3年前から、頭痛に悩んでいる40才代の女性患者Cさん、ここ3~4回の治療で頭痛を感じない日もあります。
前回の治療は、1週間前の日曜日でした。
翌日の月曜、火曜日は「ちょっと頭、痛いな~~」という感じだったのですが、水曜日の朝から調子が良く、頭も軽い状態が金曜日まで続きました。
ところが、土曜日朝起きた時から、頭が上から押され、その上、後ろから引っ張られる様な感覚の頭痛。松山市内を歩いていても、「ふわあ~」とした感覚に何度もなり、買い物もせず、家に帰ってしまいました。
そして、日曜日の今日、来院。
山元式新頭鍼療法(YNSA)で、合谷診をしながら、頭に13本置鍼。
この時点でで、頭痛が軽減しています。
「今は、どんな状態ですか?」
「痛いというより、重いものがアゴにあるって感じです。」
今回も前回と同様に、ソマトトープ(小さな人型)は、下顎骨を足そのものとします。足とは、踵(かかと)からつま先。横から見ると下顎骨と足は良く似ています。
「アゴの重い感じは、どこですか?」
「ここです。」
Cさんの触れている個所と、Cさんの足とをダブらせると、直ぐに足の圧痛点が見つかります。あとは、その周辺の圧痛点に置鍼。そうすると、Cさんのアゴにある重いものが、ノドの方に移動します。
Cさんのノド側は、Cさんの足ウラに当たります。そこで、足ウラの圧痛点に置鍼して、20~30分ゆっくりしてもらいます。
「Cさん、鍼抜きますね・・・・・・じゃ、ゆっくり起きてください・・・どうですか?」
「楽(らく)です!痛くない❣️」
次回も、一週間後の日曜日に予約して、元気よく帰るCさんでした。