友人の結婚式が今週末にあり、そのスピーチをする事になった20才代の女性患者Bさん。
1年以上前から、咳が続いています。病院では、アレルギーもしくは、喘息の前段階と診断されました。現在も薬を飲み続けています。スピーチの間、咳をしたくないという思いで来院されました。
合谷診(人差し指と親指の間の触診)と上腕診(肘窩横紋という肘内側のスジの触診)で、オデコの中央部の生え際に3本、眉毛の上に左右2本ずつ合計4本、左こめかみに2本、そして最後に12脳神経点の9番=舌咽神経の頭頂部に2本置鍼して、ゆっくり休んでもらいます。
休んでいる間に咳は1~2回ありましたが、途中から眠ってしまったようです。
今回、眉毛の上に4本置鍼したのは、胸椎の調整のためです。もう少し細かく言うと、眉毛中央部に胸椎1番のソマトトープ(小さな人型の胸椎)があり、眉間に滑るように胸椎12番まで並んでいます。
肺は大きな臓器で、胸椎の1番~12番まで関与しています。今思うと、もう少し鍼の本数を増やしても良かったかも・・・・ただ、鍼治療初めてで、華奢(きゃしゃ)なBさんには、これくらいで十分でしょう。
スピーチが上手くいきますように❣️