3年前から、頭痛に悩んでいる40才代の女性患者Cさんの続報です。
前回の治療をご報告していなかったのですが、お尻(仙腸関節)と胸骨柄(胸骨の上の部分)に鍼とパイオネックスを重点的に行いました。その結果、随分調子が良く、朝起きても頭痛を感じない日が続いたそうです。ただ、夕方に軽い頭痛が戻るというパターンでした。
そこで、今回は合谷診(人差し指と親指の間の触診)をしながら、腰椎、胸椎、頚椎、脳の状態を診断する方法(現在、山元先生がされている方法)でやり、頭に置鍼していきます。それで、左アゴの痛みが残るだけとなりました。
前回よく効いた胸骨柄への置鍼。今回は、ネクタイの結び目のような形をした胸骨柄にだけ集中して治療することにしました。特に理由はありません。
山元式新頭鍼治療(YNSA)では、胸部ソマトトープ(小さな人型)という診断治療点があります。イラストのようになっており、痛みの残る左アゴに対応する個所の圧痛点を丁寧に探し、鍼を横向きに刺しては抜いていきます。また、前回腰に置鍼をして効果があったので、胸部ソマトトープ(小さな人型)の腰に当たるところにも鍼。パイオネックスをそれぞれに6ケ、2ケ貼り終了しました。
「どうですか?」
「大丈夫です、痛くないです❣️」
「後は、これがどれだけ続くかじゃね~~、次回また様子を教えてくださいね。」
「はい、ありがとうございました・・・・・続くといいな~~❣️」
『つづけよ』・・・・・😢