山元式新頭鍼療法(YNSA)が大好きな患者さん
15年前、メニエール症候群となり、腰痛、膝痛などに悩んでいた50才代の女性患者Aさん。2年前から来院され、体調も良くなり月に1回の通院パターンとなっています。
ところが、1週間前にメニエール症候群の前兆を感じたそうです。しばらく、横になって休んでいると治って来たそうです。そのため今日は、側頭部から首、肩、背中、腹部に痛みがあるそうです。
上腕診(肘内側の横紋の触診)、首診では下記の様な反応がありました。
上腕診
左:頸椎、胸椎、腰椎、脳幹、大脳、小脳
右:胸椎
首診
左:腎、膀胱、肝、胆、大腸、三焦、胃、脾、肺
右:腎、膀胱、肝、胆、心包、大腸、三焦、胃、脾、小腸、肺
それぞれが治るように、オデコと側頭部に28本置鍼。
「何て表現したらええんやろ・・・・ピンポイントで、頭の中の方まで、引っ張られている感覚。」
Aさんの感じていることを、言葉にしてくれました。
「なるほど・・・・効いている感あるでしょう・・・・そしたら、ベッドで仰向けになって、寝ていただきましょう。」
10分ほど経って、
「Aさん、今はどんな感じですか?」
「最初が10位に効いているとしたら、今は5位で、気持ちよく効いている感じです・・・胃のつかえが無くなって・・・ゆるんでいます。」
30分経ったので、鍼を抜き終了となりました。Aさんは頭に刺す鍼が効くし、気持ちがいいいいのですっかりファンになっていただいています。