京都出張初日

50才代の女性患者Aさん、1カ月ほど前から、右肩に違和感がありました。そして、1月半ばの夜中に寝返りをした時、右肩に痛みを感じました。それ以来、右肩にヘチマの筋(すじ)のような物が1~2本ある感覚があります。

合谷診(人差し指と親指の間の触診):右(右側から治療を始めます)

上腕診(肘内側の横紋の触診)

左:胸椎(2)、腰椎(2)

右:胸椎(3)

上記は、基礎治療で、自律神経を整えます。

首診

左:腎(1)、膀胱(1)、大腸(1)、三焦(0)

右:腎(1)、膀胱(1)、心(1)、胃(1)、脾(1)

上記は、応用治療で内臓の働きを整えます。

上記の(  )内の数字は、上腕診、首診で存在した圧痛点の個所に対し、頭部の治療点に置鍼し圧痛点がなくなった置鍼の数。

これで、Aさんに右腕を上げてもらいますが、痛みはあります。そこで、右側頭部のIソマトトープ(小さな人型)の上肢に当たる部位の圧痛点3個所に置鍼。

「Aさん、右腕上げてみて下さい。」

「・・・・軽くなった。でも、まだ筋(すじ)がある。」

そこで、右側頭部のIソマトトープ(小さな人型)の下肢に当たる部位の太ももと股間の間に当たる部位に置鍼1本。

「今度は、どうですか?」

「・・・・あれっ、すーっと上る・・・筋(すじ)を感じない・・・ホント❣️」

これは、どういうことかというと、「上肢の痛みは下肢で取る」という法則を、側頭部に存在する上肢と下肢に当てはめてみた結果です・・・結果が出て、びっくりしました‼️