最近、夜行バスでの移動が続き、腰に張りがあります。そこで、1時間半ほど時間
をかけて「自力自療」随分楽になりました。そのレポートです。
①指先(中指あるいは、薬指)を軽く皮膚に置く操法
山元式新頭鍼療法(YNSA)では、腰の治療点は色々ありますが、今回は、もみあげの耳側の生え際D点の圧痛点に軽く中指尖端を触れる事にします。
右側臥位(右側を上に、横向きで寝ます)右中指尖端をD圧痛点に軽く置き、右肘を左手の平でささえ、左肘はベッドに直角に置きますので、非常に安定します(イラスト参照)。
この操法時、足首がゆるんでくる感覚がありました。10分程で、左側臥位に向きを変え、同じ様に10分程操法を行います。
②仰向けで体重と陶石(ゴルフボールより小さい球)を使って、手と肩甲骨押圧の操法
韓国の柳泰佑博士が「人体と手の平」の相応関係を用いて、治療法を確立されました。これは、手をソマトトープ(小さな人型)と見なし腰痛を手の甲を刺激する事で治します。仰向けになって、体重で手の甲(イラスト参照)をゆっくり押圧。ポイントは、手をベッドに対して直角に置く事(親指を上、小指を上の2種類)です・・・痛いですよ・・・無理しないで、痛気持ちがいい程度に刺激します。操法のあと、すぐに動かないでゆっくりと間を作り余韻を味あうのがポイント。
山元式新頭鍼療法(YNSA)では、骨盤と肩甲骨が対応部位です。肩甲骨をゆるめ骨盤のゆるみを誘導します。そのために、陶石(ゴルフボールより小さい球)をベッドに置き、肩甲骨圧痛点に当たるように仰向け(イラスト参照)になり、体重で押圧します。操法のあとは、余韻をゆっくり味わいます。
③ ①②でカラダがゆるんだ後、クスノキの瘤(こぶ)と陶石の上を歩き、無意識の動きでカラダの歪みを取って終了。
65才になった私、自力自療の時間もっと増やします。