後頭部刺激体操

今月に入り、慢性の患者さんに対して、後頭部に置鍼するようにしています。そして、患者さんに前頭部と後頭部どちらが効くか、伺うのですが、全員が「後頭部の方が、効く。」と言われるのです。そして、鍼刺入時に感じるのは、手ごたえがありすぎる反発力。なかなか入って行きません。これは、カルシウムが固まって軟骨のうになっているからです。

身体に含まれるいるカルシウムは、ほとんど骨にありますが、ほんの一部のカルシウムが、筋肉の表面に筋小胞体という平たい袋にを蓄えられています。これが、筋肉が縮(ちじ)むとき、使われます。それが、縮(ちじ)みっぱなしだと、カルシウムが袋からはみ出して、カチンコチンとなってしまうのです。

後頭部などは、あまり動きのない後頭筋で覆(おお)われているので、カルシウムがたまりやすいのでしょう。そこで、動画のように体操を紹介しました。動画では、クスノキ のコブを使いましたが、何でもいいです。ご自身のこぶしで十分です。まあ、ボチボチ・・・

動画は、重くて載せることができませんでした。フェイスブックでHiromu Saiki掲載してます。