ノド痛に効く

 

3年間頭痛に悩んでいる40才代の女性患者Cさん。しばらく体調を崩して、お休みをしていたのですが、1週間に1度の通院再開です。

通院当初は、頭痛のため友人と会うことも出来なかのですが、徐々に良くなり、頭痛を気にしない時間帯も増えています。ただ、夕方になるとノドや左側頭部に部分的な痛みが出てくるそうです。

合谷診、上腕診、首診と圧痛点を見つけ、Cさんのカラダの状態を診断すると極端に左側だけに圧痛点がある事が多いです。今回も全て左側で、頭痛も左側に出ます。下記が結果です。

上腕診(肘内側の横紋周辺の診断点・・・脳と背椎の状態をチェックします)

左:頸椎(1)、胸椎(1)、腰椎(1)、脳幹(0)、大脳(1)、小脳(1)

右:なし

(  )の数字は圧痛点の消えた置鍼の数。(0)は、他の圧痛点置鍼の影響で痛みがなくなったことを表しています。Cさんの頭痛は慢性的で特に、圧痛点にコリを感じるので後頭部(人が四つんばいになった時、日が当たる陽)に置鍼しました。脳と脊椎を整えることで、自律神経が整います。

首診

左:腎(1)、膀胱(1)、肝(1)、胆(1)、心包=心臓の周辺(1)、心(1)、大腸(1)、三焦(1)、脾(1)、

小腸(1)、肺(1)

上記の治療点は、左側頭部の後ろ側にあります。

「これで、どうですか?」

「だいぶ良くなりました・・・けど、左の頬(ほほ)とノドが痛いです。」

「・・・そしたら、左頬と耳の下に刺しますね。」

この2本は、非常に効いたようです。Cさん思わず

「おおおっ・・・・」

「どうですか?」

「大丈夫・・・・よくなりました❣️」

とニッコリ笑顔のCさん。この耳下のノド点は、効果があります。東京での中級セミナーで加藤直哉先生から教わったツボです。お試しください‼️