チャルルの2日目

昨夜は、キッチンの隅(すみ)で片目だけでこちらを見つめ、曲がった尻尾(しっぽ)をこちらに向けていました。「チャルル」っと呼ぶと、尻尾(しっぽ)を2~3回ウチワを扇(あお)ぐ様に動かして、返事をしてくれました。

そして、今日。

居間の戸棚の上が居心地がいい様で、そこから全く動かない状態です。エサもお水も口にしません。チャルルにとって、うちは断食道場のようです・・・・これから、私が治療室に移動します。そのため、チャルルは7時間程、自由に動けるのですが・・・・果たしてどうなっているのやら?

治療の合間にチョット様子を見に行ったのですが・・・・・同じ場所にいて、全くエサを食べていません・・・・・どうやら、ハンガーストライキに入っている様です。ご主人夫婦は、日曜日の午前中にチャルルを迎えに来られますので、そこまでハンガーストライキをしても、大丈夫!死ぬことはありません。とりあえず、チャルルのいるところにエサを移動して様子を見ることにします。

アメリカに連れて行ったネコ達が大変な思いをした苦い思い出が頭をよぎります。一足早くアメリカに引っ越した娘ネコ・ハルは、逃走していなくなりました。アメリカには、自分のカラダを舐(な)めることもできないくらい太ったネコと、納屋のネズミ狩り用のネコが居て馴染めなかったのでしょう・・・・・可哀想なことをしてしまいました。

我々と一緒に引っ越しした母ネコ・ミミは、デカ猫に遠慮して2階から降りることは、1度もなかったと思います。ミミが日本人の感覚を身につけていることのいじらしさを感じました。

チャルルも全く違う環境で、全く見たことのない人にエサをもらうことに、納得していないのでしょう・・・・よく分かります。ハンガーストライキがんばれ❣️

追伸:たった今、チャルルの様子を見に行きました・・・・ハンガーストライキをすんなり止めて、エサを食べていました。これで、一安心。