チャルルの3日目

 

 

 

居間の戸棚にエサを置いてやると、チャルルはしっかり食べてくれました。風呂場の横に置いたトイレで、大きのも、小さいのもしっかり出来ました。それでも棲(す)み分はしっかりあります。私が居間にいる時は、戸棚の上で私を監視しています。ただ、昨日との違いは、チャルルの表情。

かなりゆとりが出来、昼寝も気持ちよくしています。穏やかな顔になって来ました。

私が、昼食後昼寝をしていると、

「ドスン!」

チャルルが降りて来ました。何やら蜂(はち)らしき昆虫をねらっています。ねらいながら、私の方に近づいて来るのです。こういう状況での接触は自然だと、チャルルは分かっているように思います。チャルルから少し認められたのかも知れません。

というのも、チャルルに煮干しをあげたり、ひっくり返したエサ茶碗のエサを、ていねいに拾い集めた地道な努力を見てもらっていたようです・・・・などと思っていると、チャルルのご主人夫婦が当初の予定より、1日早く帰宅されることになり・・・あえなくチャルルは、帰っていきました。