家庭菜園の先輩で50才代の女性患者Aさんから、
「あっ、花が咲いている・・・・バジルは花を咲かせると、もう人生を終えようとして、枯れていくんですよ!だから、どんどん切って行って新しい茎を作るようにするといいですよ。」
「あ・・・・そうなんだ!なるほど・・・・・」
植物は花を咲かせ種(たね)をつくることで、種(しゅ)を守る・・・・・考えてみると、当たり前。キュウリなどは、次々と花を咲かせ実を作ります。ところが、バジルのように葉っぱを料理に使う植物は、花を咲かせることが、終焉を意味することなのでしょう。人の一生も早くから花を咲かせてしまうと、終焉を早めることになるかも知れません。
まだ花を咲かせることが出来ていない私の人生、いつかはポッと咲いて種(たね)をまいてみたいものです。
「先生、このゴーヤ上まで伸び切っているでしょう?これは、上を切ってしまわないと、横に伸びないんです。」
「・・・・なるほど・・・」
言われてみると、当たり前。ところが、言われないとわからないのです。「横に枝を張ってくれない・・・???何で・・・」とただ呆然(ぼうぜん)とゴーヤを見る日々が続いていたのです。分かってしまうと、なんでもないことなのです。
「先生、今植えているカボチャも、おんなじで、一本のツルだけ伸ばしていたら1個だけしか出来ませんよ。ある程度伸びてきたら切って横にドンドン伸ばしてください。増えて、楽しいですよ!」
いいアドバイスを毎日、色々患者さんから伺っています。ありがとうございます😊
追伸:Aさんからは、切ったバジルの料理方法を教わりました。
「新聞紙などに置いて、乾燥させミキサーで粉々にすると、ピザに振りかけたり・・・・あと、オリーブオイルにニンニクと一緒に入れると、美味しいですよ。乾燥バジルは買うと高いので・・・捨てるところなど、ないですよ❣️」