クスノキ のチップ

治療中、玄関前が何やら騒がしいので、覗(のぞ)いてみると、弟がクスノキのチップをドンゴロスに入れ、運んでいました。全部で15袋、相当な量です。ありがたい事です。それを駐車場に敷き詰めると・・・まだまだ埋まりませんでした。結構広い駐車場です。

クスノキは、近所の飯岡神社の境内から運び込んで、チェーンソーや卓上丸ノコで輪切りにし、愛媛県立美術館で6日間展示した後、実家まで運び、弟がチップにして再び、駐車場へ。

手作りの空間のため、作品の中にいるような感覚になります。そこに身を置いてボーッとしていると、4年半前に住んでいた東京世田谷の駐車場、道路等と比較している私がいました。

こんな贅沢な空間、東京では難しいだろう。地方にある何気ない素材が、大都会では貴重なモノとなる。今後ますます地方が地方の良さを再発見して、どんどん面白い事をやっていける。そんな、期待感が生まれてきました。

またふと、アメリカの公園を思い出しました・・・・アメリカの公園では、滑り台のまわりは必ずこのチップに囲まれて、子供の安全を考えています。これは、学ぶべきこと。地元の小学校から始めてみるのもいいかもしれません。