30才代の女性患者Aさん、3人のお子さんの世話でゆっくり寝ることも出来ない日々が続いています。本日は吐き気、めまい、生理痛に伴う腰痛で来院されました。早速、足の左右合谷診(第一中足骨と第二中足骨の間の触診)では、左の方に圧痛があったので、左側から治療します。
膝診(膝窩横紋周辺の触診)
左:頸椎(0)、胸椎(3→#2、#6、#12)、脳幹(操体法)、大脳(0)、小脳(1)
右:胸椎(#10)←チェックせず、腰椎(0)、脳幹(操体法)、大脳(1)
胸椎(3→#2、#6、#12)は、左膝ウラの膝窩横紋上にある圧痛点が、3カ所(胸椎2番、胸椎6番、胸椎12番)あることを示します。そして、それぞれの治療点(左眉の上)に置鍼し圧痛点はなくなりました。
脳幹(操体法)は、あまりにも太もも内側が張っているので、操体法で緩め圧痛点をなくした事を示しています。この時点で、Aさん腰痛がなくなり、両手がポカポカと暖かくなってきました。
次に本来なら、首診をするのですが、現在思案中の足首診を試みました(写真のカンペを見ながら)。
左:腎(2)、膀胱(1)、心包(1)、大腸、三焦(消化器系)、脾、小腸、肺←これら5つチェックせず
右:腎、膀胱、肝、心包、心、大腸、三焦、胃、脾、小腸、肺←全てチェックせず
足首の3カ所の圧痛点を側頭部の治療点に4本置鍼して取り除きました。これで、治療終了。あとは30分間ゆっくりと過ごしてもらいました。Aさんは飛行機が上空を飛んだ後に、耳の奥で飛行機の騒音が再び聞こえ気持ちが悪くなるそうです。そこで、8番脳神経の治療点(頭頂部)の押圧治療法をお教えしました。そして、詳しくはYouTubeを見ることをお勧めしたのでした❣️