https://youtu.be/FxGXyVNEUFs
6~7年前に腰椎椎間板ヘルニアと言われた30才代で自動車修理工の男性患者Aさん。腰痛で来院され、置鍼14本で痛みがなくなりました。その後、1週間後に再び来院。
「前回の治療から、いつまで保(も)ちましたか?」
「3日目に大型車を(修理)やった時、に無理して・・・調子がよくなると、つい無理してしまいます。今回は、バスケをして、股関節にも痛みがあります。」
合谷診(親指と人差し指の間の触診):左(左側から治療を始めます)
膝診(膝窩横紋周辺の触診)
左:頸椎(1)、胸椎(1)、腰椎(1)、大脳(1)、小脳(1)
右:胸椎、腰椎←共に圧痛点消失
首診
左:腎(1)、胆(0)、三焦(1)、脾(0)
右:脾←圧痛点消失
上記7本の置鍼でほぼ腰痛はなくなりました。
「どこか、まだ痛いところあります?」
Aさんは、様々な動きをして仙骨あたりに手を当てました。
「そしたら、ここらあたり(左耳のウラ)に痛いところありますか?」
「・・・・・痛い!そこです!・・・・・(鍼刺入)、痛った!」
「ちょっと、我慢してくださいね・・・・・・これで、腰どうですか?」
「・・・・・いい感じです。」
もうこれだけでも、終了していいのですが、肩甲骨を緩(ゆる)めて腰がどうなるのかと、つい好奇心が出てしまい、オデコのヤンキーが剃り込むところ辺りの圧痛点に1本置鍼。
「これで、どうですか?」
「あっ、随分軽くなりました!」
肩甲骨と骨盤は対(つい)になっているので、より効果があるかもしれません。今後も、結果を出した後に、この様な試し鍼はしてみようと思います。
追伸:Aさんの股関節痛は、いつの間にか治っていました。
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