あじさいの杜鍼灸院では、「アメジストバイオマットプロフェッショナル」というアメジスト(紫水晶)を散りばめたマットを使用して体温を上げる治療も行っています。これは特に慢性の腎臓病の方に適しています。この治療を行っている患者さんは、現在2人おられます。その内の1人50才代の男性患者Aさんが来院。
Aさんは、3日前に自転車で転び左手を打撲。そのため、今回は鍼治療をしたあと、バイオマットによる温熱療法をすることにしました。ここで、簡単に温熱療法について説明しますと、アメジスト(紫水晶)を砕(くだ)いて敷き詰めた80kgのマットを70℃にし、小型のマット2つも同様に70℃にして患者さんを挟(はさ)んで1時間寝ていただき解毒作用を促します。これは電気毛布とは、全く違い99.9%電磁波をカットしています。
その説明があるので、引用します。
電気毛布はスイッチを入れると暑くなりますがバイオマットは熱くなる事はありません。遠赤外線の効果によって体内で生じる摩擦を熱に変換して暖かくなるのです。肌とバイオマットの接触分が暖かくなり体の内側から温めます。(中略)バイオマットは高度な技術を持つ科学者や技術者が生み出した効能証明付きの現代技術の結晶です。
このマットを利用した患者さんは、全員気持ち良いと言われます。
ここで、Aさんに話を戻します。
Aさんは、左手打撲のため靴ひも結べず、物をつかんでも落としてしまうそうです。そこで考えました。左手が痛いのならば、左足首周辺にも同様の圧痛点があり、それを足首診して、頭頂部の治療点に置鍼すれば足首痛がなくなり、同様に手首、手の甲の痛みが無くなるはず・・・・・
そこで早速、足首診。
左:腎(1)、膀胱(1)、大腸(1)
上記3点の頭頂部治療点に3本置鍼し、念のため左側頭部のIソマトトープ(小さな人型の投影)の手に当たるところに1本置鍼。
「手、どうですか?」
「良く動く!確かに良くなっている!」
この後、1時間ベッドで汗をかいてもらいます。そして、帰られる直前、
「凄い!靴ひもを結べる!」
そして、翌日Aさんに会う機会があったので、聞いてみると、今は全く問題なく普通の生活をしているとのことでした。嬉しい限りです。