YouTube制作
今回は、首の痛みの取り方の3回目。
古来からある尺膚診は、肘から手首までの状態を、切診(脈診及び触診)し五臓(肺、脾、肝、腎、心)の状態を把握する診断法です。私自身は尺膚診を習得している訳ではありません。一般的に脈診は非常に難しく、主観的であり過ぎるように思います。十人十色の診断が出来上がるように感じます。そのため、私はあきらめました。ただ、肘から指先までを上半身と見なす尺膚診の考え方をありがたく頂き、利用しました。インターネットから、「尺膚診のすすめ方」を引用します。なお、五主とは、皮毛、肌肉、筋、骨、血脈をいいます。
尺膚診のすすめ方
前腕内側を、術者の手掌をもつて肘から手首にむかい軽く切診する事により、五主の状態を通じて五臓の虚実を決定する。
1.肺(皮毛)
前腕内側の皮膚の枯燥、潤沢、寒熱、汗腺の開閉などの状態をみる。
2.脾(肌肉)
前腕屈筋群の筋腹の部位にて肌肉の栄養状態、硬軟をみる。
3.肝〔筋)
手関節の腱の部位にて筋(スジ)の状態、硬軟をみる。
4.腎(骨)
橈骨と尺骨と手根骨の骨(コツ)の充実度をみる。
5. 心 (血脈)
血脈の流れの良し悪しをみる。
筋膜はがしの方法は、天城流湯治法(杉本錬堂氏創設)に基づいています。
興味ある方は、YouTube をご覧ください。