相似形

「足首から下で治療する」が今のところの目標です。パイオネックス(円皮鍼)を貼ると効果が持続します。またご自身が、中指を軽くパイオネックスに当てがうと、自力自療になります。私が治療している患者さんは、脳梗塞などの重症患者さんではなく、不定愁訴(ふていしゅうそ)という病名がつく前の状態の患者さんが多いので、「足首から下で治療する」に挑戦できるのだと思います。

山元式新頭針療法の教科書に症例が沢山でていますが、脳梗塞、四肢麻痺、顔面麻痺などの重症患者の方々には、頭に置鍼でないと無理だと思います。残念ながら私は、まだそのレベルに達していないので、今できる範囲内で工夫しているだけです。勝手に仮説を立てて、患者さんに聞きながら新たな治療点をみつけるのは、本当に楽しいのです。

実は、今日も見つけました。2人の患者さんに診断点、治療点を聞きながら患部の痛みが無くなったことを確認出来ました。ただ、まだ2人だけですので、継続して検証しなくてはいけません。私の場合、自分の足の圧痛点を見つけトンスケ(ガイコツのモデル)を眺めながら、発想します。

トンスケを見ていると、相似形がキーポイントになるように思います。同じ様な形は、同じ様な機能を有するように感じます。明日も検証してみます。