平成28年の開院に際して、操体法の師匠・今昭宏先生と高校野球部の先輩から頂いた観葉植物が、元気に育っています。今昭宏先生から頂いた植物5種類は、上手に共存しています。やや赤っぽい葉っぱの植物(アカと呼びましょう)が、表現力豊か。水が欲しくなると、一気に萎(な)え、水を与えると、翌日元気にシャキッとするのです。他の植物は全く変わりはないのですが、きっとアカに感謝していると思います。
野球部先輩から頂いたのは、アンスリウムというコロンビア原産の植物です。この植物は木に寄生して成長するので、あまり水を必要としなく、また木漏れ日が好きなのです。1か月以上水をやらなくても平気です。こんなに、世話のかからない植物は初めてです。それでいて、徐々に成長し2株に分けるようになりました。これらの植物のおかげで、院内の空気がキレイな気がします。肺に疾患がある患者さんは、
「先生、ここに入ったら息がしやすい!」
と何度も言ってくれます。先日は、生後3か月の赤ちゃん連れのご夫婦がこられましたが、
「ここは、空気がキレイなのか、子供が気持ち良く寝てくれます。」
とおっしゃっていました。それで、先日の「母の日」にはアンスリウムを送りました。玄関あたりの木漏れ日に近い環境に置くといいのかな・・・まあ~母親に決めてもらいましょう。
それから、院内では患者さんの好きな音楽をいつも流しているのですが(OK グーグル井上陽水の曲お願いします・・・というように)、この音楽が植物にもいい影響を与えているのかも知れません。いずれにしても、治療には環境がとても大切なことを、つくづく感じています。