患者さんとの会話

最近の治療時間は、30分以内で終了することが多く、その後は患者さんとのおしゃべりが多くなります。勿論、患者さんに必要なセルフケアのYouTube (あじさいの杜鍼灸院制作)を見てもらい、その講義を詳しくする時もよくあります。しかし、毎週来院されている患者さんとは世間話になっていくのがごく自然です。漁業組合に所属しているAさんからは、普段聞くことのない話を伺うことがあります。ある時、東京の築地に行き、寿司屋での出来事。

「ワシは、愛媛から来たんじゃが・・・そこより、美味いもん出してくださいや。」

「・・・・・それは、勘弁してください・・・ありません。」

と、ご主人は白旗を掲げたそうです。Aさんによると、築地に揚がる8割の魚は瀬戸内海のもので、鮮度で愛媛には全く勝てないそうです。そうなんです・・・・愛媛松山に帰って来て、その日に揚げた新鮮魚を、当たり前にスーパーで目にする日常って、やはり凄いです。しかも、安い!

瀬戸内海は、日本海や太平洋からの潮が、複雑な地形の中を流れ、鳴門の渦潮まで生み出しています。そのため、豊富な種類の身がしまった魚が取れるのです。東京生活を終えて、地元松山に帰った時のスーパーで見る魚の鮮度と安さに逆カルチャーショックを受けたのは、真新しい記憶です。

今まで、数十ヶ所に住んできた私ですが、客観的に見ても非常に住みやすいのが松山だと思います。リモートワークが出来る方、居住を松山に考えてみてはいかがでしょう?