メス猫モモを飼い始め、夏を迎えました。この2~3週間急に手足が痒(かゆ)くなってきました。これは、ダニに違いないと、薬局で「さよならダニー」を買って3組12個を布団、畳に置きました。
従来なら、これで一気にダニがいなくなり、痒(かゆ)みが減っていくのですが・・・・
一向に、痒みが減りません。そんな折、患者さんが、
「先生、それノミじゃないですか・・・・足に咬まれた跡(あと)をみると、ノミみたい。」
「ノミって、ぴょんぴょん飛ぶんですか?」
「いいえ、そんなに飛びません。」
という会話から・・・・あれ?もしかして、あれはノミ?・・・と、モモの白い毛に黒い点があるのを思い出しました。ノミなら触(さわ)る飛ぶと思い込んでいた私は、黒い点に触り動かないのでノミではないと確信していたのですが、その思いが崩れ落ちました・・・・・
多分、ノミだったのです。そこで、ノミについて調べてみました。
『主にイヌやネコに寄生し、人も吸血する害虫です。近年の被害のほとんどはネコノミによるものですが、ネコに限らず人やイヌも吸血します。跳躍力が非常に優れており、体長の200倍も跳ねることが可能です。
卵は約2日でかえり、幼虫は約6日、さなぎは6~15日で成虫になります。成虫はメスとオス共に吸血し、吸血時間は20~25分にもなります。ネコノミは、ネコやイヌの体に卵を産み付けますが、卵は高温に弱いため体の上で発育できず、畳や床下のゴミの間などに落下し、そこで孵化して育ちます。
真冬(1~3月頃)を除いて年中発生し、特に多いのは7~9月です。』
明日、ノミのスペシャリストに会うので、解決策を練っていきます。