3年ぶりに来院された70才代の女性患者Aさん、以前には4回治療し、それなりの成果を上げていました。しかし、当時は山元式新頭鍼治療(YNSA)ではなく、患者着に着替えていただき、ベッドの上での施術でした。しかも、Aさんは鍼(はり)が嫌いでお灸を中心の施術をしていました・・・・どうしよう・・・・鍼(はり)が嫌いならパイオネックス(皮内鍼)を足に貼る治療にしよう・・・・と、決めていたのです。
来院されると、以前では待合室だったところが、治療室になっているのに驚かれたていました。それが、きっかけで会話が弾みいつの間にか、頭に鍼を刺すことを容認していただきました。施術スタイルが進化していると感じていただけたのかも知れません。
Aさんは、最近めまいがあり、肩コリが激しくなったそうです。病院でMRIを撮ったのですが異常はありません。
合谷診:(人差し指と親指の間の触診:右)上腕診、膝診は右
上腕診:頸椎(0)
膝診:頸椎#2、#6、#7(3)、胸椎#1(1)、腰椎#4(1)
首診:右肝(0)、右胆(1)、右大腸(0)、右小腸(0)、左腎(0)、左膀胱(1)、左三焦(1)
( )内は置鍼の数
上記でカラダが緩み、B点、C点及び、第8脳神経の治療点に置鍼。その後、足の治療点に硬式ボールを当てるセルフケアを指導して終了となりました。
一本一本の置鍼でカラダに変化が現れるので、Aさんは納得されたようです。YNSAの効果は鍼嫌いをも黙らすようです。