ソケイ部の治療点

30才代の女性患者Bさん。中腰になったり、凝視する作業が多いため目が疲れ、肩こりとソケイ部に痛みがあります。4月から新しい職場に入ったため、多少ストレスがあるのかもしれません。

今月来られる患者さんの中には、新しい職場でのストレスで体調を崩す方が数名おられます。また、気温差にカラダがついて行けず不調を訴える方もおられます。さてBさん、いつものように合谷診から始めます。

合谷診:右(右上腕診、右膝診を行います)

上腕診:右頚椎、右腰椎

膝診:右頚椎#4、#6、#7(1)、右胸椎#1~5、右#8(1)、右脳幹(0)

首診:右腎(1)、右膀胱(0)、右肝(1)、右大腸(1)、右三焦(1)、右胃(1)、右脾(0)

左膀胱(1)、左肝(0)、左胆(1)、左心包(1)、左大腸(1)、左三焦(1)  (  )内は置鍼の数

首診により六臓六腑の状態を把握して、頭の治療点に置鍼をするため、首が緩み肩こりが解消する事が非常に多くあります。Bさんもこの置鍼で肩が軽くなりました。山元式新頭鍼療法(YNSA)は、頭に置鍼するだけで目がスッキリしたり、視力が上がったりすることもありますが、Bさんには、念のため目の治療点に置鍼しました。後は、ソケイ部です。見つけている足の治療点には、ソケイ部はありません・・・・こういう時こそ、発見のチャンスです・・・・で、見つけました!

これは、Bさんだけに当てはまることかもしれません。今度、ソケイ部が痛い患者さんが来られた時、試してみたいと思います・・・楽しみです。

追加:紫雲膏を耳かきで、すくい上げて治療点に置き、やや大きな艾炷(がいしゅ)に火をつけても、ほとんど痛み、熱さを感じないのですが、効果があります。紫雲膏と灸というテーマでインターネットを検索してみると、越石先生が紫雲膏灸という論文を出しておられました。紫雲膏灸は、施灸最高温度が40°C前後のため、快適なのだそうです。この灸はお灸の普及には最適だと思います。